打ち合わせに行った披露宴会場。
今日は所謂『本番』が無くて、来館しているお客様は打ち合わせか前撮りか。
宴会場のバックヤードも閑散としているし、照明は切ってあるしで怖いくらい。
スタッフが使う階段も無人状態。
華やかな舞台の裏はこんなものだよね。
まだ若い頃、初めて足を踏み入れたホテルの宴会場や披露宴会場は
広くてキラキラして、ふかふかで「すごいなぁ、素敵だなぁ」と思ったもの。
そこで仕事をするようになって、
この広い会場に人力で掃除機を掛けてるとか
高い天井にある照明を一つづつ長い棒で動かしたり、大きな脚立を使って交換したりしてるとか
ズラリと並んだグラスやシルバーはクロスで拭き上げてるとか
華やかさを支える作業を見聞きして、白鳥の水かきを思い出した。
自分もそうなりたい、とも思った。
さらりと涼しい顔で、きちんと華麗に且つ爽やかに喋る為に頑張ろうと思った。
初心忘るべからず、ですな。
まだまだ頑張りが足りませんわぁ。
特に仕事の閑散期は緊張感も薄らいでます。
て事で、今夜もジントニックを頂いてまーす。