半年おきのMRI検査です。
本来の予約日の都合が悪くなったので、正確には7ヶ月ぶりの検査。
まずは、一番イヤな採血。
いつもの質問をされる。
「消毒のアルコールにかぶれた事はないですか?」
返事もいつもと同じ。
「アルコールは大丈夫だけど、針が怖いんです…」
今日の看護師さんは、
「あら、じゃあなるべく楽しいことを考えててくださいね」って。
更に、「年に1人くらい、採血大好きって方がいるんですよー」と話しかけてくれる。
気を紛らわせるためのお気遣い、ありがとうございます。
おかげで今回も無事に採血終了。
次はお着替えです。
検査着を着用。
カンカン煩い検査でも、造影剤が無いから平気。
最後は診察。
Dr.に呼ばれるのを待つこのスペースの椅子が新しくなってる。
そして診察室に入ると、こちらでもいつもの質問。
「りべさん、調子はいかがですか?」
「はい、元気ですよー」
Dr.とも長いお付き合いになりました。
白髪が増えた? なんて思いながら次の言葉を待っていると…
「10年間は検査を受けようと言ってきたけれど
経過がとても良いですよね。
今日の結果もまるで問題なしだったよ。
8年半経った今、もうここで辞めても大丈夫だと思うんだけど…どう?」
と仰る。
「そりゃあ、もう検査しなくて良いとなれば嬉しいです!」
「わかった。 じゃ、ここで区切りをつけようか。
勿論、何かあれば直ぐに来てくださいね」
と、予想外の嬉しい宣言を聞くことに。
そしてパソコンの画面に向けていた身体を私に方に向き直して
「長い間お疲れ様でした」
と言ってくださった。
「本当に長くお世話になりました!」
Dr.とのお別れは突然やってきました。
ちょうど今は卒業の季節。
今年、胆嚢癌から卒業出来ました。
バイバイ、注射針!!
人生の春はとっくに過ぎてるけど、気分は春爛漫。
これからは、大手を振って元気いっぱいに暮らしていきます。