月に一度の朗読のお勉強会の日が祝日にあたりました。
会場に借りている市民センターに行くと、今日は駐車場が満車。
何か催しがあるのかな?
と思いながら部屋に入ると、『合唱祭』ということ。
市内の合唱団が出演するそうですが、
更に聞けば…朗読の方に参加しているメンバーさんも歌うらしい。
時間は丁度お勉強会とまるかぶり。
「応援に行きましょう!」と話がまとまり、途中から皆んなでホールへ移動。
コロナ禍では開催出来なかった演奏会。
どちらの団も「今日は嬉しい」とコメントがありました。
このまま『日常』が戻らないかな。
こんな日々を過ごしてるなんて、師匠は知ってるかしらん。
今日は師匠が旅立った日。
この朗読のお勉強会を師匠から受け継いでもう16年です。
随分変わったことも、無くなってしまったことも沢山あるけれど
ずっとずっと続いている事やお付き合いやご縁もいっぱいです。
かけがえのない財産を残して頂いた、と改めて思います。
今年お供えした花、この色は師匠に似合いそう。
気高い人でした。
コロナを知ったら、何て反応したかなぁ。
ステイホームを楽しく過ごす術を知ってただろうなぁ。
まだ師匠の半分も熟せない、としみじみ…。
絶対に追い付けない、追い越せない。
私には、それ程に偉大な人でした。
あのハスキーな声、独特の言い回し、颯爽としたお辞儀…忘れていません。
とにかくかっこいい女性だった。
私も、背筋を伸ばして歩いていきます。