そのうち４番目に出来たのが倉敷藤花戦で、自治体が主催者という珍しい棋戦です。
今年は第２７期。
三番勝負、持ち時間は一人２時間という短期決戦が特徴なんだって。
明日、第二局が倉敷で行われるので今日は対局者を迎えて歓迎会が開催されました。
倉敷市は将棋の町。
市民の皆さんにも愛されている倉敷藤花戦。
明日の午後からは公開対局です。
ステージ上が対局場になり、客席には熱心な将棋ファンが詰めかけます。
倉敷の秋の風物詩です。
タイトルを勝ち取った女流棋士には、１５kgのガラス製“大山名人杯”が送られます。
今日の歓迎会では、昨年の覇者から杯が返還され代わりにレプリカが贈られます。
倉敷藤花里美香奈さん、９個目のレプリカはこちらです。
名人杯本体もレプリカも倉敷ガラス製。
そしてこのレプリカは台座から簡単に外れるようになっています。
１０期タイトルを持っていらした、清水市代女流もお越しなので
「実際にこの杯で何かを飲んだことはありますか？」
と、尋ねてみました。
お返事は 「ありますよー。」 でした。
でも、一度試してみたけれど恐れ多くて結局は又台座に戻して飾ってあるそうです。
さぁ、今年のタイトルは１０期め獲得となる里美香奈さんか？
初のタイトルを伊藤紗恵女流三段が掴むでしょうか？
明日は公開対局の前に開会式もあります。
将棋ファンの皆さんと共に、私もしっかりその雰囲気を堪能してきます。