祝婚歌 | りべ日記

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目標はお気楽な毎日
仕事は喋ること

本が好きな彼と彼女は、大学時代書店でアルバイトをしました。

一緒に遊びに行ったある日を境に、バイト仲間から恋人になりました。

3年のお付き合いをして入籍。

それから丸1年経った本日、結婚式を挙げました。

挙式は人前式です。

列席者に向けて読み上げる誓いは、吉野弘さんの『祝婚歌』に託しました。


 



あまりに有名なこの詩、久しぶりにじっくり読む機会になりました。

そして平和の象徴、オリーブの苗木に
新郎新婦さんそれぞれのご実家からお持ちになったお水を合わせて注ぎ入れました。



勿論結婚指輪の交換も…。



挙式後は、新婦さんの手作りで用意されたスターシャワー。



 



紙テープで作ったお星さま。

お二人が通り抜けた後、白い星だけを集めて新婦さんのお名前が描かれてました。



ご兄弟のお茶目な仕業だったみたい。

祝婚歌…
私が特に好きな一節は


二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいていりほうがいい

の部分。

胸に染み入る言葉です。