「IKUKO」さんにお会いして | リボン田園調布 Official Blog 

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『積極的に海外に出てモノと人に出会ってきたほうがよい。新しい世界を知ることで人は成長するし、道が開けるから』

 

そうおっしゃったのは先日青山で行われたIKUKO2023年夏の展示会にいらした「イクコ」さん。


私が年明けにはヨーロッパに出張します。コロナがまだ心配ではありますが。


とお話をした時のこと。

 

78歳とは思えないほど姿勢よく、オシャレで話題も豊富で・・・。

 

現役を引退されているとおっしゃりながらもパワーとオーラあふれるお姿にインスパイアされました。



IKUKOといえばダブルガーゼのパジャマ、ポーチ、ハンカチ。

 


まだ日本に「お部屋着文化」がないころ、フランスのかわいらしいお部屋着やパジャマをみて、日本にもこのようなのがあったら


と思いご自身でパジャマやお部屋着をデザインされて世に出された・・・。

 

いわゆる日本のお部屋着文化の第一人者です。

 

花柄はご自身がお花がお好きなことと、パリでみたお花がとても綺麗でそれを表現したいと思われたようです。



ダブルガーゼのパジャマの柄は毎シーズン新しいものにされ、うかがってみると10色以上の色を使ってプリントをしているのはIKUKOしかないとのことでした。

 


イクコさんが作品を商品にされた頃、日本は女性が社会で働くことは稀有な時代・・・男女雇用機会均等法以前の話です。

 


当時大変なご苦労もおありだったと思いますが、穏やかなイクコさんからは想像できず、



そのご苦労を滲ませない歳の重ね方に感動しました。



きっと今がとても充実していらっしゃるのだと思います。


 

『私は当時日本の女性の毎日の生活とにかくこういうのがあったらいいな~と思ってモノづくりをしてきた』 


とおっしっていて、その一つの熱意が私たち女性の日常の豊かさを生んできたのだと思い


お話に感動したのでした。



花柄をはじめとしたオリジナルプリントの商品が毎シーズン私たちをワクワクさせてくれるのはそこにあるのだと思いました。

 


現在はイクコさんのお嬢様がデザインを手がけられていますが、イクコさんの想いは商品に脈々と引き継がれていると思います。

 


2023年春夏のデザインもIKUKOオリジナルのプリントやインポート生地を使ったツーピース、毎シーズン楽しみなジョージェットのセットアップ。

 

ワクワクする商品との出会いがたくさんありました。

 

イクコさんの熱い思いあってつくられたパジャマやお洋服を身に纏えること、ご紹介できることを幸せに思えます。






・素敵なIKUKOさん。

お目にかかれて大変光栄でした。


スカートは去年のIKUKOの冬のコレクションから。

こちらもイタリア製の生地で厚手ながらごわつかず、何しろ暖かくてとても気に入っています。



 ・こちらの本にイクコさんのことがかかれています。当時からものづくりから経営まで全てを手掛けられ、注目の的だったようです。

商品も縫製は全て「日本」は今にも引き継がれています。