月の満ち欠けとともに1ヶ月というのは私たちの生活における一つのマイルストーン。
大切にしていきたいライフサイクルです。
どこにも行かないから…
を口実に、ゆるゆるのウェアばかりになったり、クローゼットの中がアップデイトされず重い空気が立ち込めたりしていませんか?
24歳の社会人になってから必ず課している店主の毎月のマイルール。
毎月『Mastrtpiece-傑作』といえるものをゲットし、クローゼットの中を常にアップデイトしていくことです。
実用的なものだけではなく、ときめく一枚です
今の私こそまさにどこにもいきません。家とお店徒歩2分の往復。
しかしながら、毎月こようなルールを持つことで「今」の私に似合うもの、
「今」の季節だから着たいもの、
「今」の私の心境でさえも知ることができます。
「自信」につながるだけではなく、今の私に向き合う何よりのきっかけにもなります。
また常にクローゼットにMasterpieceがあることで、急なお誘いでも落ち着いた着こなしで登場し、お誘いいただく相手を楽しませ安心させることができます。
その「着こなし」。
文字通り、着ることを「こなす」。
漢字ドリル、計算ドリルと同じで、オシャレも鍛錬の上身につきます。
雑誌やInstagramで「ただ見るだけ」では着こなし上手にはなりません。
ヨーロッパでは服が主役ではなく、着ている人その場の主役にする、
洋服をつくる技術が優れていたり、それらを手に取ることができるお店もたくさんあり、
Masterpiece が身近なゆえに「着こなし」上手な方が多いです。
ボタンの開け方、袖のまくり方、パンツの丈の長さ、靴の選び方、
着ている人の心情が現れている(生き方のかっこよさとか)といえます。
日本の着物は「晴れ着」という印象が強く、
特に今の時代だと第一印象をその人本人ではなく、「着物を着たあなた」を主役にしてしまうのと、手入れにお金がかかるため、残念なことに着物は日常着として根付いていません。
着物の種類や素材も暗黙のルール化がされており、
着方や身につけ方によっては「お相手に失礼」とか、ヒエラルキーをも感じさせるので、着物は避けたいとおっしゃる方も多いです。
そんな着物文化から始まった日本人がオシャレに洋服を着こなすためにはやはり「着こなす=鍛錬」が必要です。
店主は17歳の時に友達といったパリでそのことに気がつき、なんでも自分のお小遣いがもてるようにななれば、毎月Masterpiece といえるものを手元におきたいと今に至っています。
店頭には5月に入り初夏を楽しむアイテムがたくさん入荷しています。
●大人可愛いいがたくさん詰まったコーディネート
胸元の細やかなビジューにイタリア製のフラワーレースがポイントのカットソー。
ボトムスは20dの繊細で軽い素材を使用した流れの綺麗なチュールのスカートをあわせます。
グラデーションカラーに裏地の色までこだわってトップスとのワントーンがマッチします。
●着丈の長いボレロが3ウェイ(ボレロ、ストール、ウエスト巻き)として使えることもイタリアで学んだこと。
オーガニックコットン、バルファスレースの優しい素材のボレロは夏のお着物の羽織にもなります。
そういえば今月はPRISTINE のお着物を着る予定。
こちらのバルファスのボレロも羽織にしてみようと思います。
●2019年夏。