ナンバーワンよりもオンリーワンを目指そう
という考え方はモノやアイデアが溢れるこの時代に多くの人が目指しているところではないでしょうか。
もちろん社内での業績であったり、試合であったり「競う」ことに評価されることに関してはナンバーワンに越したことはないですが、
よいものを追求するにはオンリーワンを目指していると必然的にナンバーワンになっているのではないかと思うことに本日出会いました。
今日はお休みをいただき岡山の「さえら」の展示会にいきました。今年の夏物の展示会です。
展示会のご報告は改めてと思いますが、その前にリボンでも多くの方がファンになってくださっているさえらについて知っていただきたいことを先にお伝えします。
さえらの商品は上質な素材であることはもちろん、レースやモチーフが日本中のどこのアパレル会社も真似できないと言われている技術があります。
それ故にさえらの服を着ると品格が保てると多くの女性が信じ、創業以来40年以上、国内外の方に愛されています。
デパートなどでの販売やメディアの露出が少ないためあまり知られてはいませんが、
ニューヨークの高級デパート、バーグドルフグッドマンにも口座があったり、ヨーロッパの王室からもラブコールがかかるほどの知る人ぞ知る日本の誇るメーカーです。
今日はさえらの手仕事の一つ、モチーフをつくる現場を見学しました。
クッキーをくり抜くような型が何百もあり、またそれらを裁断する機械は国内唯一、さえらだけだそうです。
以下ワンピースの花びら
とても可愛らしいスイトピーが着ている人に優しく語りかけているかのような、
女性を優しく引き立たたせるワンピースです。
★オンラインでもご紹介中
こちらのお花は全て職人さんが以下のさえらにしかない裁断機で花びら一枚一枚を制作され、型がないものは全て手でパターンをひき、手裁断されています。
かなり手間がかかる工程で、ここまで人が一つ一つ丁寧に携わり仕上げている商品には商品として息づくものがあります。
去年の7月にトリノのoscalito社を見学したときも同じことを思いました。
★oscalito本社見学記録
リボン田園調布という空間を通じて多くの方に職人技術が息づく商品をお手にとっていただけることは大変光栄に思いますし、職人の方々も大変喜んでおられました。
作り手と売り手、そして買ってくださる皆さまの息が一緒であることを感じるひとときでした