旅ではいつも出会いと学びがあります。
ヒトとの出会いのみならずモノや歴史との出会い。
旅のブログでもお伝えしましたが、ヒトとの出会いも大切ですが、モノとの出会いも人生を豊かにしてくれることをあらためて確信した旅行でした![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
今回ニューヨークからはお二人のリボンフレンズの方と合流したこともあり、いつもの一つの視点から3つの視点になり、改めて異なる文化の中での気づきがありました。
●「個を尊重する」〜日本のホスピタリティは世界に通用するのか
日本は「おもてなしの国」であることにある程度自信をもち、それを世界に向けてのウリにしようという部分があります。
しかしながら、そのおもてなし。 本当にかゆいところに手が届き、世界基準と言えるのでしょうか。
レストランでサービスを受けることで今回改めて発見がありました。
とくにニューヨークには世界中の人々が競争力を求めて集まり、ウェイター、ウエイトレスにしてもいわゆる「間違い」はほぼありません。
ある程度のガイドラインの中で
できないことをできるようにするために最大限努力します。
その背景には「個を尊重する」考え方があり、
チップがあるからとはまた別の話のようにも思えます。
例えば夕飯でサラダをオーダーして、お一人の方がゴーダチーズが食べられないので、チーズをかえてほしいというと、快く応じてくれます。
キッチンに代替え可能なチーズの種類までもを確認してくれました。
今の日本のサービスはとても機械的です。先日銀座のそこそこのフレンチレストランに行った時、
友達が苦手な食材がいくつかあったのですが、代替えされたものが、ワンパターンで驚きました。
「個を尊重する」には少し程遠いです。
飛行機も日本の航空会社はロストバゲージが少ないことでは安心できるものの、サービスレベルはある意味「おもてなし」に自信をもちすぎ、本当に乗客が望むサービスが提供されているかといえば少し微妙です。
日本が誇るであろう「おもてなし」は世界のサービス競争に優位になるとは思えず、
機械的なサービスではなく、個々に応じたサービスが真なるサービスであることへの意識を高める必要があると思いました。
それはみずからそのようなサービスを受けてからこそ気がつくことで、
こだわりのあるよいお店、よいモノから学ぶことです。
リボン田園調布でも同じことが言えます。
「個を尊重する」
つまり、個々の方にあったサービスにより一層力を注ぎたいと思いました。
●効率的なライフスタイルを心がける
自分に利益のある人間関係のみを構築する、いわゆる効率的に生きる人生はつまらないと思います。
ただ、ライフスタイルにおいてはそれを実践すべきだと改めて思いました。
旅行中に思うのは「その道の信頼できる人と心のつながりをもつ」ことがいかに大切かということです。
例えば、
環境が変われば肌荒れはつきもの。
コスメティックであれば出発前にいつもお願いしている方にさまざまな場面を想定して相談をして対策商品を購入していたため、大陸の厳しい天候にも耐えることができました。
歯科に関しては長旅でストレスで知覚過敏を生じる可能性があったため、信頼できる歯科医の先生にあらかじめ相談し対策をしていきトラブルはありませんでした。
旅の悩み、靴擦れ。普段は大丈夫でも環境がかわることで靴擦れする可能性のある靴については、靴屋の友達に相談をして、そのような靴の持参はしませんでした。
海外では何かトラブルがあればすぐに解決できる環境ではないため、様々な事前の対策が必要ですが、
その対策には私のライフスタイルがわかり、なんでも気軽に言ったり聞いたりできる、気持ちが繋がっている方でないと的確な助言を得ることはできなかったと思います。
今までは興味本位で様々なアイテムを買い集め意味をなさず、失敗することが多くありましたが、
各フィールドのプロフェッショナルの方との気持ちのつながりを大切にすることで、
「無駄なものを買い失敗する」という非効率的なことをせず、心地の良い環境を人との関わり合いを通じてで整えるという意味で
「効率的なライフスタイル」としました。
そうすることで、本来の目的(店主でいえば買い付けや遊びの時間)に集中できます。
専門性が高い街のニューヨーク、made in Italyに誇りを持つ街ミラノにおいて、多くのニューヨーカー女性、ミラネーゼも実践していることではないかと思います。
●お互いがハッピーになるための交渉をする
今回アパートメントを借りましたが、今マンハッタンは都市再開発真っ只中。ビルを壊したり、壊さなくても壁の塗装をかけたり。
それ故に夜中の訪問者(ご想像にお任せします)がホテルでも時々見られると言われています。
今回アパートメントでも同じようなことがありました。
地下鉄でもよくみるので、私はああ、訪問してきたのねと思いましたが、
やはりご一緒した方はニューヨークが初めてでどうにも恐怖だったようです。
家主にすぐに連絡をして、対応をお願いしましたが、私たちは一晩安眠できませんでした。
それ故に一泊分キャッシュバックあるいはハウスクリーニングをリクエストしました。
家主は快く応じてくれましたが、宿泊レビューに悪いことは書かないでほしいと言われました。
きちんと対策もしてくれたし、クリーニングもしてくれたし、私は悪いことを書くつもりは一切ありません。
お互いがハッピーになるための交渉術は異文化のなかではとても重要なことだと思いました。
最後に ニューヨークで暮らしてみる。
毎朝近所のスーパーでかった新鮮なオーガニック野菜やフルーツを楽しみました![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/072.png)
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夕飯も作ってみました。日本では高価なワインをわりと手頃に求めて 「家飲み」を![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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