意味 Vol.906
料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない技術の裏に隠されているものを書いています。それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。 「年末の料理人って、本当に大変だね」と僕が言った。 「まぁ、楽な時もあるし、美味しいから」と彼が答えた。 「『美味しい』って金銭的なことで、それとも・・・?」 「いや、味見と言う名の元、パテやお菓子やクリームをつまめる って事。僕の規模では、金銭的には・・・(笑)」 「あと大変な時に、大変だって思わないようにしている」 「エェ・・・。そんなこと出来るの?」 「うん、練習してるし、完全じゃないけれど少しずつ・・・。 ただ、話すと『な~んだ、そんな事』って言われる」 「言わないから教えて」 「・・・・」 「見るところを変えるだけ。『大変だ』って言う視点があるけれ どそれを、『あぁ、そうか』と思ったら、そのままにしておく」 「そうすると、どうなるの?」 「集中すべき事に集中できるから、『大変な思い』を忘れる。 だって、何かやらなくちゃいけないことがあるから、『大変』な 思いをするわけだから、そのやるべき事が本来集中すべき事 だから、 そして、集中すべき事、モノがあることと・・・。 それに集中出来ることに、『ありがとう』とつぶやく」 「『出来る事って』なに?」 「えっ、それは今の環境のこと。ある程度のルールさえ守ってい れば、自分で思ったことを自由に出来る事」 「それに、『ありがとう』ってつぶやくと、それだけでホッとする し、ニヤって微笑んでいる気がする」 「その時『あぁ、目に見えない言葉の力ってあるんだな』って 感じるのね。そんな風に思えるだけで、うんざりした仕事が、 大切な事に変わるから」 「そして、それだけのことを積み重ねること」 と、彼は自分自身に言い聞かせるように、教えてくれた。 「でも見ることを変えられても積み重ねるのが、みんな出来ない 三日坊主って奴だよ」 「確かに、そうかもしれない。ただ僕は職人だから、仕事をする ように積み重ねてみようと考えたんだ。この時は、職人で良か ったと思ったよ。」 「職人じゃなかったら、どうしたらいい?」 「職人じゃなくても、決めれば出来るはず。職人は都合をつける 為の言い訳だから、自分に勝手の良い言い訳をつければ・・・。 そして、感情の奴隷にならなければ・・・」 「感情の奴隷?」 「感情は、もの凄いパワーを持っているから、そのパワーで動か されるし、それでいいのだと思っていた。 でも、今、ちょっと違うんだなと思ってる。 感情をコントロールすることが、それは、感動を閉じ込めるとか、 感激を絞め殺すとかではなくて・・・。 自分と周りの人にとって悪い感情なら、放置し捨て去り・・・。 良い感情なら、最大限に利用するというような・・・。 どんな仕事をしていても、どんな生活をしていても・・・、 生きる意味や、生きている意味が、そこら辺にあるような・・・。 そんな気がする」 「『な~んだ』なんてとても言えないよ・・・」(笑) 僕は、心の中でつぶやいて彼の話を真剣に聞いていた。 P.S. 昨日、T様からテーブルに置く生リースをいただきました。 すっごくステキです。「どうもありがとうございました」 枯れるてしまう前に・・・・。(^_^;) 写真、UPしました。\(^_^ )/ → http://homepage2.nifty.com/riant/ 今日も、新しいインスピレーションを求めて・・・。引き寄せる一日でありますように。 (^ー^)vそして・・・いつも 「ありがとう」メールマガジン「愛される料理」発行システム :『まぐまぐ!』さん→ http://www.mag2.com/ 発行者 :料理教室&BistrotRIANT-りあん-川名克典URL :http://homepage2.nifty.com/riant/ バックナンバー:http://ameblo.jp/riant/ chefの独り言 :http://riant.cocolog-nifty.com/blog/