料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。


それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。



  おはようございます。


  今朝も、寒いっ!
  そろそろ中目黒付近も、朝、落ち葉が舞い散ってます。
  今月の半ばを過ぎると、中目黒名物の桜が紅葉し最高潮に
  達します。


  きれいですよぉ。


  春の花もよいけれども・・・・。
  僕は秋生まれだからか、この紅葉がたまらなく好きです。


  皆様の地域はいかがでしょうか?
  山形、岩手、北海道など・・・・・。
  ウンと寒いでしょうね。


  お身体にはくれぐれもお気をつけ下さい。


  そういえば・・・・。
  先日印字できなかったプリンターですが、ヘッドを洗って・・・。
  ばっちりOKです。 (^ー^)v

一応買い換えも考えていたので、お得な気分になりました。



  今日は久しぶりに料理の話でも・・・。

  日本料理の世界からフレンチへ転向する際に一番興味津々だった
  のは、テリーヌという料理でした。

  あのまったりとした旨味は何だろう?

  どうして作れるのだろうと・・・・。


  実は、ろくさん亭を飛びだして勤めた最初のフランス料理屋
  では今一、解らなかったのです。

  結構パサッとしたテリーヌだったから・・・・。


  僕が求めたのは、あの何とも言えないネットリと舌にまとわり
  つくような鉄分の塊です。

  ワイン好きには耐えられない様な味を、酒を飲まない僕が好き
  なんて・・・・。


  これには、思い当たることがあります。
  以前一度ご紹介した?「奇跡のような喫茶店」・・・・。
  キッチンに貼ってあるルセット(レシピ)がフランス語だった
  という・・・・。


  ココで、余り戦力になれなかった僕は必死で「まかない料理」
  (業員の食事)を作ったのですが、その時に言われたのが、
  酒飲みにピッタリの味だと・・・・。


  「お前、酒もを飲めないのに、何故こうも酒飲みの好きそうな
  味が作れるのだ?」
  
  さて?
  僕の方が聞きたいです。

  しょっぱいと言う意味ではなく・・・。


  やっぱり基本にたいそう酒飲みの道場氏(笑)の影響が・・・。
  あったとしか言えません。
  それから祖母も、酒飲みの祖父へ料理を作ってましたから・・。


  ろくさん亭でも、ずっとまかない係をやってました。

  まかないが一番勉強になりました。
  何せ、考える密度が違いすぎます。
  言われてその通り仕上げるのと、次元が違うのだと思います。


  そして・・・・。

  この考える時に、昨日言われた言葉がまとわりつき始めます。
  と言うことは、僕などは全くの白紙状態で入った訳ですから、
  毎日、何かしら新しい事を考えると言う状態でした。
 
  
  オット話が、横道にそれました。

  鉄分の様な味・・・。
  それは正解でした。

  それは、その奇跡のような喫茶店にいた一人の先輩が見せて
  くれたのです・・・。


  そのお店ではありません。
  フランスの三ツ星ばかり修行してきた彼は、当然ですがその
  喫茶店をさっさと止めて、六本木でフランス料理店の料理長
  となりました。


  そこへ、遊びに行ったのです。
  たまたま、キッチンへ行ったとき、テリーヌを仕込んでいる
  最中でした・・・・。


  僕は心臓が飛び出すほど、ワクワクドキドキしていたのです。
  でも黙って無関心を装いました。

  理由は、露骨に僕がその作り方を覚えようとしていると・・。
  思われたとたん、作業を中止してしまう恐れがあったのです。
  (笑)


  え?何故って・・・・。


  それが職人根性というか・・・。
  否、職人でなくても、もし自分が憧れて、恋いこがれて・・・。
  自分で作っても上手く行かず・・・・。
  時間をかけてやっとこさ覚えたものだったら・・・。
  
  ちょっとやそっとでは教えたくないものですから。
  せめて、同等の苦労をしろと思い、もし覚えたならば、
  その苦労と同等の感謝の気持ちを持って欲しいからです。


  でも、そんなことを前もって教えるような場所ではないし、
  誰も、そんな道徳観の様な事を語る人もいません。
  


  彼は、僕に語りかけながら肉を挽いていました・・・。
  そしてその時、彼の問いかけに答えながらその手元に意識を
  集中していました・・・・。


  次の瞬間、「あっ」と僕は声をあげそうになったのです。



   「夜走っている車を想像して下さい。

   ヘッドライトの照明は、せいぜい三十メートルから
   六十メートル位前しか照らしていません。
 
   でも、目の前の六十メートルが見えさえすれば、
   カリフォルニアからニューヨークまで暗闇の中を
   運転して行けます。」
           =ジャック・キャンフィールド=




今日も、新しいインスピレーションを
迎える、そして、迎えにゆく
1日でありますように。 (^ー^)v

そして・・・

いつも 「ありがとう」


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