料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。

それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。


  おはようございます。



  東京の昨日は、ずっと雨でした。
  今朝、とりあえずやんでますが・・・。 


  月曜日に引きこもって(笑)ほぼ目先の出来始めた料理を、
  昨日、実際に作りました。


  今度は、頭の中の想像(いや妄想か)だけではないので、
  かなりと言うか、ほぼ完成したものができました。(笑)

  これから写真撮りと、ルセットおこしをして・・・・・。
  

  自分の感性を入れないで、そのルセットどおりに作って
  上手い具合に出来れば・・・。


  ところが、この時また往々にして手を加えて・・・・(笑)
  結局、二転三転する事がよくあります。


  仕上げを急いでいる時など、自分でイライラするのですが
  そうしている間に、色々なことを発見する事を知っている
  僕は、焦りながらもその波に乗っていたいのです。



  ルセットとなった料理一つに対して、何通りか違う方向で
  作ったり、振りかえると全く違う料理(笑)を作っていた
  りしているので、それがまた、次の料理を導くきっかけに
  もなります。



  そんなヒントが僕の頭にあふれます。
  最近はそばから、そばから忘れます。(笑)
  そうなると、やっぱり戻るところがあります。
  
  「質」とでも言うのでしょうか?

  最初が肝心とは、よく言ったものです。
  「質」がその時出来上がりますから・・・。



  僕は全くの素人で、道場六三郎氏の下で働き始めました。
  この時に、料理を作る「質」の基本が出来たのです。


  それは、素材の味への敬意。
  そしてその敬意は、味を引き出す術に変わります。
  敬意とは、「愛情」だったと思うのです。



  この魚が好き。
  この野菜が好き。
  この肉が好き。



  誰でも好きなものには、愛情を込めます。
  その時、上手く込めたいから「術(すべ)」を学びます。

  親父さんの料理は皆、そうして出来上がった料理でした。
  勿論、その時はそんなこと全く解らずにいましたが・・。




  フランス料理に移った時、僕の目の前に現れた料理は・・。
  東京の可憐なフレンチではなく・・・・。
  もっとしっかり根の生えた様な、今でこそ何処でも見る事
  が出来る、ビストロ料理でした。



  焼きっぱなしの仔羊や・・・・。
  オーダーが入ってからさばいてローストする鴨や・・・。
  殆どの場合、付け合わせはジャガイモでした。


  日本料理の繊細な世界から移ったばかりの僕の目には・・。
  何とも、大ざっぱで田舎風に写りました。


  当時石鍋シェフに代表される、新・フランス料理に食指が
  動いていた僕は、可憐さのない料理に少なからず幻滅した
  のです。


  とはいうものの、出汁やソースの作り方・・・・。
  何より未知の術であふれている毎日でしたから、それらの
  料理にドップリ浸かりながら一年以上過ごしました。



  その時は、フランスへ行くなんて思ってもいませんでした。
  日本で腕を磨いて、それで十分だと思っていたのですが、
  結局フランスへ行くことになって、向こうで生活した時に、
  僕のフランス料理の「質」がそのままでよい事でどんなに
  楽だったことでしょう。



  調べて、選んだ道では無かったのですが、結局僕にとって
  善いように誰かが与えて下さっていると、思うのです。


「質」とは、そんな中で育まれている、何か非常に大切な
  ものだと、しみじみ思うのです。


  僕は、僕の料理の「質(たち)」に感謝するのです。





    「森に澄みきった泉があった。
    ある日、疲れ切った一人の少年が、
    渇きを静めようと、銀色の泉の水を掬った。



    水に映るうつくしい顔に、少年は魅せられた。

    星の目。風光る髪。象牙のような顎。燃える頬。

    水に映った愛しいすがたに抱きつこうとして、
    水の中へ、いくども少年は腕を沈めた。
 

    森の木々たちが風の言葉で語りかけた。

    おまえが求めているものは、どこにもない。
  
    おまえが背をむければ、おまえの
    愛しているものは、無くなってしまう。

    おまえが愛するものは、おまえと共に来て、  
   おまえと共に、ここにとどまっているだけだ。
 
    おまえと共に、立ち去りもするだろう。

    おまえが立ち去ることが、できさえすれば。



    水の中の愛するものに、少年はささやいた。
    なぜ、おまえが、水の中からでてこないのか、
    どうしておまえが、わたしを欺くのか、
    やっとわかった。おまえではない。


    わたしを欺いていたのは、わたし自身だ。

    不覚にも、わたしは、みずからを愛したのだ。

    ああ、わたしは、わたしが嫌いだ。


    少年が、涙で水を乱すと、水面が揺れて
    水に映ったすがたが、ぼやけて消え去った。

    少年はもう、そこにいなかった。



    いま、自分自身を、激しく嫌うほど
    私たちは、自分自身を激しく愛せない。
    「嫌う」と言う感情は、「深い悲しみ」という
    古代のギリシアのことばに由来するらしい。


    水仙の花が咲いている。かつて少年のいた場所に。」

      =長田 弘=「水の中のわたし」




  連日ご紹介しておりますが、今日がキャンペーン当日なので、
  もう一度ご紹介します。


  僕の存じ上げていらっしゃる方が本をお出しになります。
  僕も講師業をやってますから、本来きちんと勉強すべきだったの
  ですが、料理を作ることで言葉が補強されると言う料理講師故に、
  結局は独学です。(笑)


  でも、もし人前で話す機会がある方で、多少なりとも不安に思わ
  れていらっしゃる方は、これ一冊読まれるとうんと気持ちが楽に
  なるのでは無いでしょうか?


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  amazonキャンペーンがあるからです。


あっ、勿論ビジネスマンだけじゃなくて・・・・・。
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  「ビジネスマンのためのスピーチ上手になれる本」
  (同文館出版)羽田 徹 著
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  朝礼や会議、結婚式や交流会、セミナーなど、人前で話をしな
  ければいけない場面は多いです。
  しかし、人前で話すのが嫌だと逃げていられないことも・・・。

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  それは、技術を身に付ければセンスに勝てるということ。
  本書を読んで、「脱!話しベタ」! です。(^ー^)v


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  著者の羽田 徹さんはFM802、FM愛知、文化放送などで
  ラジオDJ、パーソナリティとして10年間活動の後
  突如DJを辞めて某上場企業に就職。
  紆余曲折の後、営業成績No.1を収め、
  現在はメガネ店と雑貨店を100店舗以上持つ
  株式会社オンデーズの取締役営業部長&株式会社web-school.tvの
  代表取締役・話し方コンサルタントとしてweb上で
  話し方教室を運営しています。

  「ビジネスマンのためのスピーチ上手になれる本」
  (同文館出版)羽田 徹 著
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どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m

  


今日も、新しいインスピレーションを
迎える、そして、迎えにゆく
1日でありますように。 (^ー^)v

そして・・・

いつも 「ありがとう」


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