料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。


それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。



  おはようございます。


  今朝は・・・・。
  良い天気です。


  勿論、雨の日が・・・・。
  悪いと言う訳はありません。
  それでは、雨の神様が怒ります。(笑)
  

  「勝手に良い悪いを決めるな」・・・・・と。


  だから今朝は・・・・。
  晴です。(笑)

  

  料理人というものは、最後は自分の作る料理になりたい人種
  なのだと思います。

  いえ、最後と言わずに、最初からかもしれません。

  また、目標となる料理になりたいのかも知れません。


  腕が未熟なときは、そんな料理にはとてもなりたいと思えず。
  腕が上がって、素晴らしい料理が作れるようになると・・・。


  「この料理は僕自身だ!」と断言するのです。



  職人というのは、総じてそういったものなのかも知れません。

  だとしたら、一般にいうところの職人職でなくても・・・。


  例えば会社員だったとしても、その仕事に没頭して、精魂
  打ち込んで仕上げている方なら・・・・。

  その仕事を非難されただけで、自分自身を非難されているのと
  同じに受け止め、打ちひしがれてしまうことでしょう。
  

  そんな時、慰めの言葉として、

  「君を否定した訳でも、認めないわけでもなく、この仕事に
   対しての評価だけなんだよ。」


  そんな風に言われたりします。



  でも、その仕事が自分自身だとまで思っている場合・・・。
  ちっとも心は休まらないことでしょう。


  彼は必死に「否定」「否認」と戦うのです。

  賢い方なら、速やかにその仕事とそれは自分自身と思った
  気持ちを切り離してしまうのかも知れません。


  そして、その評価を分析し改善策を練り、実際に再構築して
  行くというパターンなら・・・・。

  どう見ても大変前向きで、スマートに受け取られるでしょう。

  
  でも、そんなに簡単に切り離せないのが人の心ではないの
  でしょうか・・・。
  ましてや、短くても深い思いを込めて作り上げたなら・・。

  できあがった仕事の裏に、見えない彼自身がいるのですから。

  


  ある書の先生が三日三晩かかって何枚かの字を書きました。
  書き上げたその日に、優秀な生徒の一人が訪ねてきたので、

  「君、この書の中でどれがいいだろうか?」
  と質問したそうです。


  優秀な彼は、壁に貼ってある何枚もの作品をサッと見ると
  「先生、これが良いと思います。」
  と答えたそうです。


  先生は、こう言いました。
  「君は僕が三日三晩かかって書いたものを・・・・・。
  そんな風に見ただけで、判断できるのか?・・・・・」


  これは、僕が中学生の頃に、書道の先生から教えて頂いた
  お話です。


  とても、深い話だと思ったのでしょう。
  忘れることが多い中で、いつまでも覚えています。



  でも、現代社会は、「精魂」を一瞬で判断されてしまい・・。
  誰もが一瞬で判断することを要求されている様に見えます。


  そして、一瞬で判断する事が良いという風でさえあり、皆が
  それに乗り遅れないように、お互いを裁きあっているみたい。


  世の中に、どれだけの精魂込めたものがあり。
  同じ世の中で、どれだけの精魂込めたものが否定され、
  その結果、打ちひしがれて、二度と精魂込めるものかと言う
  思いが生まれているのだろうか?


  その精魂の事を思うと、さっさと切り離してスマートに対処
  できる事を簡単に認めたくない自分がどこかにいます。



  でも、「打ちひしがれたまま」というのも少し情けない。(笑)
  「二度と作るものか」というのは、ひねくれている。(?)


  だから、落ち込まない様に意志を張り続けるか・・・・・・。
  ちょっと落ち込んだら、また精魂込めて作り始めようとするか。


  時々、奈落の底に届くまで落ち込んでみたり・・・・。
  「エィ、エィ」と自分に声をかけながら、はい上がるのも・・。



  「みんないい。」


  そんなシーンが揃ったときこそ、それが「やっとこさ」・・・。
  自分になっているのだと、思うのです。


  誰にも、解らないのかもしれないけれど・・・。
  人は皆、見た目に見える、感じる姿だけではないのだから・・。



    「そうだ 私はことばになりたい。


    都会で男たちが振り返るスタイルよりも
    手帳にびっしりのスケジュールよりも
    あなたに届く ことばになりたい


    たとえ上手なことばでなくたって
    枯葉をサクサク踏みながら
    公園でポツリポツリ

    あなたと通える ことばになりたい


    やっぱり私は ことばになりたい」

             =一倉 宏=「ことばになりたい」
  


今日も、新しいインスピレーションを
迎える、そして、迎えにゆく
1日でありますように。 (^ー^)v

そして・・・

いつも 「ありがとう」


メールマガジン「愛される料理」
発行システム :『まぐまぐ!』さん→
http://www.mag2.com/
発行者    :料理教室&BistrotRIANT-りあん-川名克典
URL      :
http://homepage2.nifty.com/riant/
バックナンバー:http://ameblo.jp/riant/
日本語URL   :愛される料理.jp
chefの独り言 :
http://riant.cocolog-nifty.com/blog/