料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。


それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。



  おはようございます。



  東京は、夕べからググッと冷えた感じです。
  長袖のトレーナーを着ようか(大袈裟?)と思うほど。


  お盆休み前の注文にもかかわらず、それとも・・・。だから?
  エアコンがまだ取り付けられていない場所も多いことでしょう。


  ずっと涼しかったのに、八月に入っていきなり暑くなった為、
  一時に、沢山の注文が殺到した様ですから。

  僕も、先日の暑さで慌ててサーキュレーターを注文しましたが
  ・・・・・。


  キャンセルしようかな?(笑)


  そう思うと冬の寒さに比べて、夏の暑さは短いんだ。

  まだ、暑い日も来るだろうけれども・・・・。

  本当にうだるような暑さは、数えるほどだった様な気がします。

  とは言え、これは僕が室内で一日を過ごしているからでしょう。


  一日中、外で過ごす仕事ならやっぱり長い暑さなのかもしれま
  せん。



  二十歳の頃、学校へ行かずに土建屋稼業に明け暮れました。


  冬の寒さもきつかったけれど・・・・。
  編み上げの安全靴をはき、さらしの腹巻きをしてボアの襟付き
  「ドカタコート」を着込んでしまえば、何と言っても肉体労働
  ですから、身体はいつしかホカホカしてました。
 
  それに比べて夏はダボシャツを例え脱いだとしても、何の効果
  もないほど暑く、現場に長いホースでひかれた水を頭の後ろに
  ザンブとかけながら・・・・・。


  その暑さは永遠と感じるほど、うんざりしていた記憶がありま
  す。
  

  それにしても、窓から流れ込む風が寂しさを連れてくるのは、
  夏の終わりを知っているからかな?
 
  つい十日前にこの風をあびたなら・・・・・。
  「いい風」と思い、何の寂しさも感じなかったはずです。


  同じ様な風なのに、心持ちは全く違った方向になってしまい
  ました。



  あっ、何処かで名残蝉の声・・・。
  夏がまた来る?


  否、次は秋が来て・・・。
  冬が来て・・・。春が来る。季節が当然のように巡ってくる。


  今、日本に生きてよかったです。
  細かいことを言えば、過去の羨ましいこともあるけれども、


  例えば・・・・・。
  野菜が美味しかった。(笑)
  時間がゆっくり流れていた。
  人が優しかった?
  礼節を持っていた?


  でも、きっといつも明日の方がより良くなっているのでしょう?


  「そんな事は無いよ!」

  と、何処かで叫ぶ声が聞こえるのですが・・・・。

  明日はより良いと思わなければ、生きがいもしぼんでしまいそう
  ですから。(笑)




   「いいえ、僕は財産をもっているもの」
  
   と、呟いたネロは、無邪気にも心からそう思っていた
   のである・・・王の権力よりも偉大な不滅の力の富を
   言ったのである。


   ネロは、小屋の戸口に行き、秋の夜の静けさの中を星
   が群れ、背の高いポプラが風にたわんだりそよいだり
   しているのを見守りながら立っていた。


   風車のある家の窓という窓にはすべて灯が輝き、時々
   フリュートの音がきこえてきた。涙が彼の頬をつたわ
   りおちた。
   なんといってもまだ子供にすぎなかったのである。



   しかし彼は微笑し、「未来だ!」と独り言をいった。   


   =ウィーダ=「フランダースの犬」(村岡花子訳)



  
今日も、新しいインスピレーションを
迎える、そして、迎えにゆく
1日でありますように。 (^ー^)v

そして・・・

いつも 「ありがとう」


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