料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。
それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。
おはようございます。
静かな週末の朝です。
レストランはついさっきまでのにぎやかさが嘘のように、
ひっそりとただ、テーブルが並んでいます。
その上には、綺麗に磨かれた銀器とワイングラス。
糊の利いたナプキンが置かれているだけだから・・・・・。
皆が使っていた、グラスや、最後のコーヒーカップが
残っているうちは、店内にもまだ彼らの気配がします。
グラスを片づけ、コーヒーカップを洗い、テーブルクロスを
取り替え始めると、少しずつ・・・・・。
消えてゆきます。
そして、空か白み始める頃には、何も無かったかの様な
顔をして、僕の目の中にただ並んでいます。
夕べは、多○美スキー部のOB食事会・・・。
すっかり定例会となってしまい、二,三ケ月に一度お集まり
下さいます。
「りあんだから・・・」とは言ってくれますが・・。
学校へ行かなくなり、卒業しなかった僕にとって彼らと時間を、
「今」共有出来ることに何度感謝してもしきれないほどです
毎回、僕の知らないあの日が飛び出します。
暴露系の話は、やっぱり盛り上がります。(爆)
あの頃は真剣に悩みながら・・・(?)
相手の心を探るように・・・(?)
恐る恐る・・・(?)
自分の虚栄心もあったり・・・(?)
何より好奇心で、心はいっぱいだったでしょう。
それぞれの分野で仕事師となった彼らの顔を見ながら・・・・。
そんな照れくさい話を聞くのは、本当に楽しいです。
そしていつも、この瞬間に料理を作っている不思議を思います。
午前中から仕込みをはじめ・・・・。
時計は、刻々と予約の時間に近づきます。
準備が調うほどに落ち付く身体と共に、いつものちょっとした
不安が大きくなって行く様を感じます。
箇条書きにされた台本が、どんどん過去に置き換わる時。
僕は、料理になりきっているような気持ちになります。
スモークサーモンとメロンのカクテル
梅干しとトマトのクーリ、温泉玉子添え
鱸のマリネとお米のサラダ
グレープフルーツのジュレ 桃とオレンジのスープ
デザートと同時に流れる「ハッピーバースディ」の調べ・・・。
ワインの空き瓶もふえ、楽しい声が店内を一杯にします。
僕の心も、料理から友たちへ向かい、一時を過ごすのです。
この一瞬、料理を忘れ、不安も無く・・・・。
一瞬だから、永遠を感じるのでしょう。
そして、その永遠に感謝するのです。
七月の朝・・・・。
前日の昼間に太陽で焼く尽くされた大地が、
新しい冷気で包まれ、香りを放つ。
その香りは・・・。
子供の頃に、知っていた。
紛れもなく、時が夏に置き換わろうとしている。
今日も、新しいインスピレーションを
迎える、そして、迎えにゆく
1日でありますように。 (^ー^)v
そして・・・
いつも 「ありがとう」
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