料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。
それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。
おはようございます。
この毎朝の日記のようなメルマガを書き始めて、何度目の
週末でしょう。
週末は、朝の音が少なく、より自然に近い感じです。
ここ中目黒は、渋谷まですぐそこではありますが、
まだ沢山の鳥達がいて、(からすも!)・・・・・・・。
早朝の音の主役は、彼らのさえずりです。
もう10年したら?
駅前に50階建ての高層マンションが建ち、他にも高いビルの
建設工事が進んでますから、そんなに遠くない将来、
今より人口が爆発的に増え、鳥達も住み難くなることでしょう。
りあんの前にも、2F建てとは言うもののかなり大きな
ビル工事が進んでます。
この工事が始まる前は、築70年の木造家屋でした。
その取り壊しが始まり、すっかり整地されると、
しばらく50坪ほどの地面がむき出しになりました。
この周辺の全て舗装されている中で、こんなに黒土が
むき出しになることは、それも数ヶ月に及んで
むき出しになることは、滅多にないと思います。
工事がとん挫したのだろうか?
空き地のままなら、なんて広々と感じることだろう。(笑)
そんな風に思っていると、いつの間にかそこには、
中目黒中のスズメが押し寄せたのではないかと思うほど、
スズメが集まり、何かをつついていたのです。
それは、きっとミミズのような地面の中にある、
小さな虫たちをつまんでいたのだと思います。
だんだんスズメの数が増えてきました。
これだけ一度に見ると、さすがにビックリです。
まぁ、餌をつまんでいるので、皆明るい声ですから、
不気味さを感じることはありませんでした。
人も動物も、食事をしているときは、良い「気」が
漂うものなのでしょう。
そんな日々が続いたある日。
とうとう、建設工事の開始が伝えられました。
空き地の回りには、高いフェンスがたてられ、労働者と、
大きな機械が搬入され土が掘りだされました。
ダンプカーがその土を、どこかへ運んで行きました。
その時、スズメたちは、・・・・・・。
いつものように、朝になってやって来たにも関わらず、
入れなかったのです。
見慣れた光景ではありません。
恐ろしい大きなものが置いてあるのです。
次から次ぎへと集まってくるスズメ達。
彼らは、りあんの2Fの窓の前にある電線をふくめて、
その土地を囲む電線の上に、ずらーっと並んで、
その機械の騒音と、動きを見つめていたのです。
誰一羽として、逆さまを向いている奴などいません。
全てのスズメが、その土地の有様を注視していたのです。
「僕たちの餌が~」
叫び声が聞こえた様に感じました。
そして、別のスズメからは、
「まただよ」
「仕方がない」・・・・。と。
去年までこの場所には築70年の木造家屋があったことを
お話しました。
そこの庭には、大きなビワの木があり、そしてもう一つ
大きな木がありました。
その大きな木からは、いきなり蓑虫がおりてきたり(笑)、
蝉が羽化したり。
小さかった子ども達は、とても大切なものを学んだのです。
そして、おいしいビワを頂戴しました。
少しうっそうとしたそこの庭には、しっぽの長い、
とても賢そうな黒い猫が、よく隠れてました。
決して、なつきはしませんでしたが、いつもそのビー玉の
ような丸い大きな二つの目で、こちらを見ていたのです。
話しかけて来るのでは?と思うほど、理知的な顔でした。
その場所に、初夏になる頃、大きな鉄筋コンクリートの
「キューブ」が生まれるのです。
鳥達の餌も、ビワも、蓑虫も・・・・。
生みだすことは無いです。
ただ、沢山のお金は生みだすことでしょう。
現代人にとっては、ビワや蓑虫より魅力があり・・・。
そして必要なのですから。
今から38年前、大阪で万国博覧会が催されました。
「人類の進歩と調和」
この言葉は小学生だった僕の頭に、焼き付いたのです。
「世界は詩人を求めていない。
求めているのは力強く働く人間だ。
ノアの様な男は理解されにくかっただろう。
今、アメリカは戦後の好景気にわきかえっている。
どの新聞も、そう書き立てており、
人々は悲惨な戦争を過去のものとして、
先を競って前進していた。
アリーは、その気持ちがわからないではなかったが、
人々は、ロンのように長時間の労働と、利益をあげる
ことに熱中し、
世界に美しさをもたらすものをないがしろにした。」
=ニコラス・スパークス=
今日も、新しいインスピレーションを
迎える、そして、迎えにゆく
1日でありますように。 (^ー^)v
そして・・・
いつも 「ありがとう」
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