安倍総理の言葉は、とにかく威勢がいいです。
よく言えば「分かりやすい」
そんなところも、ネトウヨに強く支持される所以なのでしょう。
でも各国の文化の違いや、考え方の相違等を全く考慮しないので、しかも自分の感情をぶつける形での表現が多いので、受け取る相手に余計な誤解を与える危険性を常に孕んでいます。
いつもあとから「総理がおっしゃったことの真意はですね…」
と菅官房長官がフォローしています。(ご苦労さまです、笑)
安部総理は、ISILをテロリストだと名指しした上で、
「罪を償わせる」と厳しい言葉で非難しました。
日本のメディアは、ほどんど報じないので、ここで触れておきます。
阿部さんのこの発言を受けて、アメリカのニューヨーク・タイムズは、
「日本、平和主義を離れて、復讐を誓う」
と報じました。
ワシントン・ポストやイギリスのBBCなども同じような論調で伝えています。
官房長官の「総理の真意は…(笑)」は伝わりませんから、世界はそのまま受け取りました。
これに対しても、阿部さん、官邸、外務省は、「そんな意味ではない、そんな受け取り方をするほうが悪い」と言うのでしょうか?
僕は発信する側の問題だと思います。
私たち日本人なら、阿部さんの、この強い非難声明を受けて、
「ISILの蛮行、殺戮に対し、適切な法的処置を取り、責任を追求する」
くらいに解釈することは可能です。
でも当然のことながら、法律は国によって違うわけです。
そして欧米は、いつも空爆などの戦闘行為をもって敵国に対してきたという歴史的事実があります。
だから「罪を償わせる」=「復讐を誓う」
になるのは当然のことなのです。