数年前でしたか、青森県八戸市の藤川ゆり市会議員が「美人すぎる市議」としてメディアに取り上げられ、それ以来、「美人すぎる○○」なる言葉が流行っています。
そもそもこれは「市会議員にしては、美人すぎる」の倒置法だと思うのですが、正直言って、僕はこの表現に違和感を覚えます。
「美人」は褒め言葉なんですから、それだけでいいでしょう。
何も「すぎる」を付ける必要はない。
本人は嫌でしょうね。
「美人」は私たちの共通認識ではなく、誰を美人と思うかは、好みの分かれる主観的なものですから。
「美人すぎる○○」と紹介されるということは、
「え?そうか」
「そうでもないじゃん」
「どこかだよ?」
「大げさだな」
などと感じる人たちを作り出すことになるからです。
TBSの笹川友里アナウンサー。
アナウンサー志望だったが、落ちて一般職で入社、その後
「美人すぎるAD」と話題になり、ADからアナウンサーに配置転換されるという前代未聞の人事が行われ話題になりました。
「王様のブランチ」でAD(アシスタント・ディレクター)を勤めていたときには、年中寝不足で、二日連続の徹夜は当たり前、ガムテープを腰に吊るし、カンペを出す仕事をやっていたそうです。
ディレクターから怒鳴られ、無視され、大変な思いをし、辞めたいとも思ったことも。
ところがアナウンサーとして「王様のブランチ」に登場したら、かつて「ささがわぁーーー!!!」と怒鳴っていたディレクターが、
「笹川さん♪お願いします(^▽^)」
と言ってきて困惑したとのこと。(笑)
表舞台と裏方、こんなにも差があるんですねぇ…。