人は「自分の知っていること」は、常識であると思い、「自分の知らないこと」は、さほど重要な情報でないと思う傾向にあるんじゃないか、とずっと思っています。
自己肯定感の強い人、自信過剰な人は特にその傾向が強い気がします。
地元ローカルな話題で、
「私の故郷の○町は、□で有名なんですよ。」
と言われ、
僕が、
「あ、そうなんですか?□とは何ですか?」
と聞くと、
「え!ご存知ないですか?」
とビックリされたことがありました。
後で調べたら、ものすごくニッチで聞きなれないモノで、うーん、それを知っている人の方が珍しいのになぁ…とか。
あと、業界内でしか通じない隠語や符丁なのに、知っていて当たり前のように話す人。
楽器を販売している会社の人が、
「財団がですね、どうも▽■※…、」
とおっしゃるので、
「すみません、財団とは何ですか?」
とお尋ねしたら、
「え?ヤマハに決まっているじゃないですか。」
と言われたことも。
今はどうか知りませんが、僕が就職活動をしていた数十年前(汗)のこと。
総合商社と言えば、三菱商事、三井物産、丸紅などありますが、伊藤忠商事は
「伊藤忠」、住友商事は「住商」などと略していました。
でも売上高ダントツNo.1の三菱商事のことは、「商事」でみんな分かるとのこと。
「商事(しょうじ)と言ったら、伊藤忠とか、住友商事じゃなく、ウチ!ウチに決まってるっしょ。」
という特権意識から来るのかなぁと思ったことがありました。(笑)