前に、「ありのままでー♪」は「レリゴー(Let it go♪)」と同じ意味ではないと書きました。
今夜、途中からだったのですが、「マツコの知らない世界」を観ていたら、あの映画翻訳家の大御所、戸田奈津子センセイが出演されており、僕にとっての新発見がありました。
どういうことかと言うと、「英語を訳して日本語字幕を作る」ことと「日本語吹替を作る」と言うのは、全く違う作業だということです。
日本語字幕を作る場合は、例えばブラッド・ピットが喋っている口の動きに合わせて、セリフを日本語に言い換えなくてはいけません。
ところが、日本語吹き替え版だと、そこにさらなる緻密な苦労が重なってくるわけです。
つまり、
“Let it go♪(レリゴー)”と歌ったアニメのエルサの口は、go(ゴー)なので、母音が「お」になっているわけです。
それを考慮した上で、
「ありのーままのー♪」
「の」の母音も「お」にしないと、口の形が違うので、観客は違和感を覚えてしまいます。
いやープロの仕事って凄いですね。