はじめまして の方も

よく遊びにきてくださっている方も

 

お越しくださり、ありがとうございます。

 

「日々喫茶 アムリタ」の 山本麻莉です。

 

 

 

抽象的で、詩のような 

取り留めのない文章を

このブログに書いています。

 

 

「Points Of You」という

写真と比喩のカードを使って

 

その人の 心の中にある、

まだ言葉にならない気持ちを

掬いあげたり、一緒に言葉にしていく

セッションを提供しています。

 

 

もうすぐ、ブログを初めて一年になるので

節目に

これまでの自分のストーリーを

書いてみました。

 

 

少し長くなるので、

お飲み物でも 片手にどうぞ。

 

 

 

 

 

 

小さな頃から

周りの反応をうかがって

「自分はこれがいい」と 言えない子どもでした。

 

いつも 本ばかり読んでいました。

 

 

ふらふらと興味のままに歩いていっては

しょっちゅう迷子になったり

 

リカちゃん人形の髪の毛を

ばっさり切ってショートヘアにしてみたり

 

折り紙に熱中して

なんか難しい多面体を作ってみたり

 

家にあったお菓子作りの本を見ながら

片っ端からケーキを作ったり

 

 

「他の人から見たら、なんだかわからない」けれど

 

自分なりの物の見方で、

感じたことを表現したり

再現してみるのが 好きな子どもでした。

 

 

今も、興味の対象を変えて

それは続いています。

 

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小学校に入ると、暗黒時代。

 

 

とにかく、思ったことを言葉にできなくて

何も言えずに 黙り込んでいたから

 

クラスメイトから 仲間外れにされて 嘲笑される。

担任の先生には みんなの前で叱責される。

 

「みんな できているのに、あの子だけできない」って

母親に号泣される。

 

小さな事故に遭って、

「助けて」って言ってるのに 誰にも気づいてもらえない。

 

 

そんな出来事を立て続けに経験し、

 

「わたしが 思ったことをそのまま言うと 皆から馬鹿にされる」

 

「誰にも助けてもらえない。言えない、頼れない」

 

 

…そんな思い込みが芽生えて、

 

それを抱えたまま

 

抱えたことを忘れたまま、成長しました。

 

 

 

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20歳を過ぎても

 

就職して

仕事にやりがいを感じても

好きな人と結婚しても

 

こんなに恵まれているのに

 

 

「どうして幸せじゃないんだろう」

 

 

砂に水を注ぐように、

 

楽しさ・喜び・安心は 一瞬だけで

なぜか満たされない。

 

砂漠の上に、建物をつくっているみたい。

 

 

 

いつも、周りから責められていると思っていました。

 

「わたしは馬鹿だから、失敗したら叱られる」

 

 ・・・

 

「見捨てられる」

 

 

 

 

少しでも、

そんな自分を受け入れて、楽に生きるために

 

 

「自分は、自分のままで ここにいてもいいんだ」

 

そう思えるようになるために

 

心の仕組みについての本を読むようになり、

 

それからずっと

自分の人生で 実験して来ました。

 

 

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転機が訪れたのは、2年ほど前。

 

 

トラウマを専門とする心理士さんの

カウンセリングを受けたことがきっかけで

 

これまで自分を苦しめてきたものが、

発達障害でも HSPでもなく

 

「複雑性PTSD(トラウマ)」

というものの反応だったことを知りました。

 

 

 

 

 

”どうして、自分がつらいのか?” がわからない。

 

”自分をコントロールできている感覚” が持てない。

 

自分を信頼することを難しくしていた、

その原因は

「複雑性PTSDの症状だった」と解釈できたことで

 

ようやく、心の深い部分でも

自分を許し始めることができました。

 

 

 

 

それから、色々なワークや診断を通して

自分の得意なことや苦手なことを知っていき

 

「苦手なことは あきらめる」

 

 なんなら、

 

「生まれ変わったら で いいや」

 

 

 どんどん手放していき、

 

 

「それなら、今回の人生で わたしは何をしたいんだろう?」

 

 

自分はこれから何を指針に進めばいいのか? を

知りたくなって

コーチングを受けたことで

 

人生が さらに大きく動き始めました。

 

 

コーチとの対話を重ねながら

自分が大切にしていること、

望んでいることに気づき

言語化して

 

少しずつ、行動していった先で

 

 

15年以上勤めた

システムエンジニアの職を離れ、

コーチ・セラピストとしての道を

歩き始めました。

 

 

 

 

 

「人生は、『許可』で決まる」

 

「自分がやりたいと思ったことを、自分に経験させてあげたい」

 

「可能性ファースト」

 

 

憧れる人が教えてくれた

そんな言葉を 胸に抱きながら。

 

椎原崇『自分の人生の正解』自分を信じてうまくいかなかったとしても、しゃーないと思うのです。だって、シンプルに、自分を信じなくて、自分以外の誰かを信じてうまくいったとしたら、ずっと自…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

「正しいか、間違っているか」ではなく

 

自分の心に問いかけて

「やりたいほう」「自分らしいほう」を選ぶ。

 

 

自分の感覚を信じてあげる、

自分の心がよろこぶことをする。

そんな

小さな体験を 積み重ねていく。

 

 

 

 

そして今、

 

「自分の才能を 出しつくして 死にたい」

 

 そんなことを、願っています。

 

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「誰もが、自分で生まれてよかった と思える世界」  

 

お祭りのようでもあり、日常のようでもある。

 

誰もが自分の才能を知っていて

 

好きなことを自由に表現して、それを受け入れあって

エネルギーが循環している。

 

それが、

 

わたしが死ぬまでに

いつか見たい景色です。

 

 

どうやったら、辿り着けるかは

わからないけれど

ずっと目指していたい ”北極星”のような。

 

 

 

 

 

対話を通して

時には、「Points Of You」のカードの

イメージや 比喩の力を借りて

 

 

 その人が歩いてきた「物語」を 言葉にするのを

 

 本来の自分に ”出逢いなおす” のを

 

 何か 大切なものを思い出すのを

 

 

そばで見届けて

心の中にあるロウソクに 灯をともす人でありたい。

 

 

そう願っています。

 

 

 

 

 

最後まで お付き合いくださり

ありがとうございました。

 

 

いつか、お会いすることができたら

 

あなたの歩いてきた「物語」を

見てきた景色を

 

ほんの少し、一緒に

眺めさせてもらえたら いいなと思います。

 

 

まったく違う道を、歩いてきたとしても

どこかで、

”よく似た景色”を 見たことがあるかもしれない。

 

なんだか そんな気がします。

 

 

 

 

 

また、どうぞお越しくださいませ。

 

 

山本 麻莉