前回の続きです。
ココナラというアプリで依頼した内容になります。
掲載許可を得ています。

前回のブログ↓


依頼先↓




※いただいた内容をほぼ丸写ししています。
感想も最後に載せているので、長いです。



●相手の第一印象&一言メッセージ
(あなたへ伝えたい事)

お名前を呼んで挨拶してみました。

ダイブ界でしょうか。
一つの空間、世界があってそれを見守っているようにもみえます。
風景ではっきりみえた訳ではないのですが、
一つの世界を少し上空から見守っているように見えます。

彼は腕を組んでいます。
こちらをちらっとみると少し怪訝そうな
複雑そうな顔を一瞬だけみえますが、
そのあとは普通の表情になりました。

私の後ろにいる守護者、不可視達を見たようですね。
「相手に敵意があるかどうか? どれくらい強いか?」を判断しているようにも感じました。
初対面の人と話す時の彼の習性かもしれません。

いつどこで攻撃されてもすぐ反撃できるように
周囲への警戒を怠らない方のようです。


「今日はよろしくお願いします」

「まあ座れよ」

楽にしろ、と言ってくれますが、彼は立ったままなので
私も立って話す事にしました。

独特のオーラです。
じっと見られたり、観察されるのは好きではなんだろうな、という印象です。

「少し話すか。
暁はどう見える? 聞きたいね」

「異世界の一つのように見えました。
宇宙に浮いている島国のようにも見えますし。
あと、暁という世界自体が成長途中に見えました。」

「成長途中? 生きているってことか?
あんたにはそう見えるのか?」

「そうですね」

「面白いね。
他者から観察されるのは好きじゃないが
他の人間からどう見えるか、たまに聞くのもいいかもな。
さて、何が聞きたいんだ?」

「今日はお相手様に向けてのメッセージをいただきたいです」

「少し長くなるぞ。
変わらないものはあると思うか?
人も世界も変わっていく。
恒星だって寿命はあるという。
宇宙も変容していると思う。
変わらないものは何もないという。

生きていくのは戦いだ。
弱いやつは死んでいく。踏まれていく。
今の時代はまだましだ。
死んだら埋葬されるから。
死んだら誰も埋葬してくれない、
野ざらしになる、
そんな地域だってある。

理不尽だと思う。
何の為に俺たちは存在するんだ? って

だが黙っていても食われていくだけだ。
俺はそれをよしとしない。
理不尽な世界でも生き抜いてやる。

世の中は戦いだ。生きる事は戦いだ。

今の日本では武器や兵器をつかった戦争はないようだが、
それでも生き抜くためには戦いが必要だ。

相手に負けない力。
恐怖に打ち勝つ力。

現状維持ではダメだぜ?

未来は勝ち取るんだ。

俺はいずれ、ここを去るが、
俺に再会したければ
その未来を勝ち取れ。

そう伝えてくれ」

との事でした。






感想

……うん。
まるっきり、レイゼルだ。(当たり前)

初対面相手に顔をしかめるのも、腕を組んで遠くを見ているのも。
自分は立ったまま、相手は楽にして良いと言うのも。
いつでもどこでも警戒を怠らず、いつ気を抜いているのか不思議なほどに。

彼、そのまんまな姿だった。



聞く内容も、レイゼルらしい。
ごくシンプルで、ただ存在するありのままの風景をひとつの意見として聞く。
ただのコミュニケーションか、ただひとつの疑問か、はたまた別の動機かは知らないけれども。
こういうやり取りが、実は俺も好きだったりする。


メッセージについては、心に響きすぎて解釈する前に、穴があきそうなほど読み返した。
ここまで具体的な、そして抽象的な話は、これまで彼とただの1度もしたことがないからだ。

前回のブログでも言ったが、レイゼルとは星の話は1度もしたことがない。それどころか興味なさげで、会話として成り立たないほどに、鼻で笑われていたくらいだ。


常に最前線の戦場に立ち、長寿を生きる者の言葉たち。
話に重みがあり、どう自分自身が動けば良いか、遠回しのように見えてストレートに伝えてくる。

彼なりのアドバイスだった。


飽き性で、現状維持に努めてしまいがちな俺の道標になってくれた。
俺はきっと、このメッセージを気がつく度に読み返すだろう。何度も読み返して、読み返しすぎて記憶してしまうかもしれない。

ひとつのお守りとして、再び彼に巡り会うまで、ずっと手に持っていたい。



ということで、こんなポストカードがあった。
この裏に彼からのメッセージを書き写して持ち歩こうと思う。

なかなか素敵な景色で惹かれた……。