初女⑤
受験当日
自分は学区第2位の進学校を受験した
結果からいうと、出来は最悪だった
いや、最悪だと思いこんでいた
落ち込んだ自分は次の日、あんなに大好きだった学校をやすんだんだ
休んだのは泣きすぎで目が腫れていたことと、自分への戒め
学校へ行けるのは、あと3日だというのに
ますます落ち込んでいる自分のもとにメールが届いた
彼女からだった
「大丈夫?試験で落ち込んでんの?」
たったそれだけだが、自分は癒された
その気づかいが無性に嬉しかった
自分「大丈夫だよ。けど高校は絶対落ちたわ」
彼女「クラムボンはきっと大丈夫だよ。あんなに頑張ってきたんだから。知ってるよ、毎日塾に行って遅くまで頑張ってたこと。みんなが遊んでるのにクラムボンは我慢して勉強してたこと。もし、落ちてても、私はちゃんと知ってるから」
本当に嬉しかったんだ
電話をかけた
自分「今から会える?」
彼女「うん」
振られるのはわかっていた
けど、言わずにはいられなかった
公園のベンチで待っている彼女
自分「よっ!」
彼女「よっ!(笑)」
自分「メールありがとな!めっちゃ嬉しかった」
彼女「いえいえ(笑)」
自分「でな、聞いてほしいことがあるんやけど…いい?」
彼女「いいよ」
自分「ユキと初めて会ったとき、別にユキのことなんてなんとも思ってなかったんだ。けど…毎日一緒にいるうちに、ユキの存在が自分にとってめっちゃ大きくなってた。ユキが笑ってたら自分も楽しくなったし、ユキが泣いてたら自分もしんどくなった。もっとユキと一緒にいたいんよ。…なんかよく分からんくなってきたな……要するに自分はユキが大好きなんやわ。自分と付き合ってくれん?」
また目の前が真っ暗になった
続く
自分は学区第2位の進学校を受験した
結果からいうと、出来は最悪だった
いや、最悪だと思いこんでいた
落ち込んだ自分は次の日、あんなに大好きだった学校をやすんだんだ
休んだのは泣きすぎで目が腫れていたことと、自分への戒め
学校へ行けるのは、あと3日だというのに
ますます落ち込んでいる自分のもとにメールが届いた
彼女からだった
「大丈夫?試験で落ち込んでんの?」
たったそれだけだが、自分は癒された
その気づかいが無性に嬉しかった
自分「大丈夫だよ。けど高校は絶対落ちたわ」
彼女「クラムボンはきっと大丈夫だよ。あんなに頑張ってきたんだから。知ってるよ、毎日塾に行って遅くまで頑張ってたこと。みんなが遊んでるのにクラムボンは我慢して勉強してたこと。もし、落ちてても、私はちゃんと知ってるから」
本当に嬉しかったんだ
電話をかけた
自分「今から会える?」
彼女「うん」
振られるのはわかっていた
けど、言わずにはいられなかった
公園のベンチで待っている彼女
自分「よっ!」
彼女「よっ!(笑)」
自分「メールありがとな!めっちゃ嬉しかった」
彼女「いえいえ(笑)」
自分「でな、聞いてほしいことがあるんやけど…いい?」
彼女「いいよ」
自分「ユキと初めて会ったとき、別にユキのことなんてなんとも思ってなかったんだ。けど…毎日一緒にいるうちに、ユキの存在が自分にとってめっちゃ大きくなってた。ユキが笑ってたら自分も楽しくなったし、ユキが泣いてたら自分もしんどくなった。もっとユキと一緒にいたいんよ。…なんかよく分からんくなってきたな……要するに自分はユキが大好きなんやわ。自分と付き合ってくれん?」
また目の前が真っ暗になった
続く
初女④
その日から彼女との関係はイジリとイジラレではなく、男と女になった
彼女は自分の話をニコニコ笑って聞いてくれた
そして彼女の話をケラケラ笑いながら聞いた
あの頃毎日学校に行くのが楽しくて仕方なかった
自分達はちょうど受験の最中
学校はそんな自分達の休息の場所だったんだ
そんなある日、いつもより早く学校に着いた
誰もいないだろうと思ってたら、彼女1人でそこいた
自分「なにしてるん?」
彼女「呼び出されたんだぁ」
自分「だれに?」
彼女「Bくんに」
Bってのはサッカー部のキャプテンで、黒い
自分と結構仲良くしてて、20歳になった今でも地元に帰ると必ず会うやつだ
自分「なんで?」
彼女「告られたんだ」
目の前が真っ暗になった
正直、Bは顔もまぁまぁで性格は文句のつけようが無かった
Bと付き合ったら、Bは彼女を幸せにしてくれる
それは間違いなかった
自分「よかったやん」
精一杯の強がりだった
けど彼女は悲しそうな顔をして
彼女「けど好きな人いるから…」
自分「え?もったいない。誰が好きなん?」
彼女「…秘密(笑)」
自分「なんやそれ(笑)」
危機は過ぎたが好きな人がいるという話を聞いて、自分は負けを悟った
続く
彼女は自分の話をニコニコ笑って聞いてくれた
そして彼女の話をケラケラ笑いながら聞いた
あの頃毎日学校に行くのが楽しくて仕方なかった
自分達はちょうど受験の最中
学校はそんな自分達の休息の場所だったんだ
そんなある日、いつもより早く学校に着いた
誰もいないだろうと思ってたら、彼女1人でそこいた
自分「なにしてるん?」
彼女「呼び出されたんだぁ」
自分「だれに?」
彼女「Bくんに」
Bってのはサッカー部のキャプテンで、黒い
自分と結構仲良くしてて、20歳になった今でも地元に帰ると必ず会うやつだ
自分「なんで?」
彼女「告られたんだ」
目の前が真っ暗になった
正直、Bは顔もまぁまぁで性格は文句のつけようが無かった
Bと付き合ったら、Bは彼女を幸せにしてくれる
それは間違いなかった
自分「よかったやん」
精一杯の強がりだった
けど彼女は悲しそうな顔をして
彼女「けど好きな人いるから…」
自分「え?もったいない。誰が好きなん?」
彼女「…秘密(笑)」
自分「なんやそれ(笑)」
危機は過ぎたが好きな人がいるという話を聞いて、自分は負けを悟った
続く
初女③
部活が終わったあとAを呼び止めて近くのコンビニに向かった
A「どうした?」
自分「彼女と別れたんやって?」
A「あ~そのことか。クラムボンと一緒のクラスやったっけ?」
自分「うん。なんで別れたん?」
A「好きやなくなったから」
自分「そっか…もうダメなん?アイツは何も言わんで別れてくれたかもしれんけど、Aのことめっちゃ好きなんよ」
A「…ダメやなぁ。自分に気持ちがないのに付きあってても、しょうがないから」
自分「そうなんやけどさぁ…」
それからしばらく話したが、何も進展しなかった
もともと、進展する話ではないのだが、そのときは気づかなかった
次の日、いつも通り学校に行くと彼女が友達と話して笑っていた
なんだなんだ?そんなもんなんか?まぁ元気になったんならよかったけど…
席につくと、彼女が話しかけてきた
彼女「Aくんと話したんやって?」
自分「ん?(ヤバかったかなぁ
)」
彼女「めっちゃ嬉しかった。ありがと」
…キュン
自分は恋してしまいました
続く
A「どうした?」
自分「彼女と別れたんやって?」
A「あ~そのことか。クラムボンと一緒のクラスやったっけ?」
自分「うん。なんで別れたん?」
A「好きやなくなったから」
自分「そっか…もうダメなん?アイツは何も言わんで別れてくれたかもしれんけど、Aのことめっちゃ好きなんよ」
A「…ダメやなぁ。自分に気持ちがないのに付きあってても、しょうがないから」
自分「そうなんやけどさぁ…」
それからしばらく話したが、何も進展しなかった
もともと、進展する話ではないのだが、そのときは気づかなかった
次の日、いつも通り学校に行くと彼女が友達と話して笑っていた
なんだなんだ?そんなもんなんか?まぁ元気になったんならよかったけど…
席につくと、彼女が話しかけてきた
彼女「Aくんと話したんやって?」
自分「ん?(ヤバかったかなぁ
)」彼女「めっちゃ嬉しかった。ありがと」
…キュン
自分は恋してしまいました
続く