この本のために原稿用紙400枚ぐらいは書いたかなぁ〜

もっと書いたかも…とにかくすごい情報量なんです。

それをすべて現地で体験して、見て、調べて探しているんです。

でも私、USJマニアやオタクではない。

様々な人に役立つ本にしようと思えば、

常に客観的でなければならないんですよね。

キャ〜◯◯さぁ~ん!って、

推しを追いかけていたら情報が偏りますからねー。



でもね、やっぱり私、オタクだなぁって実感しました。

「本を作る」オタク。

こんなに早朝から深夜まで連日、延々と文章を書き続けるという

“異常”と言ってもいい状況を、

どこか面白がってるらしいんですよね。

ほぼ苦行なのに、なんか楽しい。



特にガイドブック系って、

文章がダラダラ大量に書いてあったら読みにくいし、

わかりにくいので、デザインを工夫する必要があるんですよね。

ということは、文章はそのデザインに完璧に合わせて書かねばならんのです。

例えば、この部分はタイトル8文字×2行、

キャッチコピー12文字×2行、

本文18文字×8行と決まっていたら、

それぞれの役割を果たすように言葉を割り振りながら、

読者にしっかり伝わる説明を決まった文字数で書き切らねばなりません。

文字数の過不足なく、キャッチコピーは読者の心を“キャッチ”できる言葉を、

説明はわかりやすく正確に書くわけです。

さらに、本のタイプに合わせて文章のタイプも変える必要があります。

USJガイドであれば、論文や電気製品の説明書みたいな表現では読みづらいし、

かと言ってSNSほど砕けては本としてはNG。

少し口語調に近い表現で、なおかつ整然と解説する。

こういう制限の中で全体像も考慮しながら

ひとつずつ、ひとつずつ文章を埋めていく作業なんです。



これがこんなに楽しいなんて、やっぱりオタクですよね。



編集者さんもデザイナーさんもイラストレーターさんも、

みんなどう考えてもオタクです。

みんな“いい本”を作るためなら限界までやる人ばっかり。

オタクでなければ、この長いトンネルを

ついに出られるかと光が見え始めた日から

もう次の本に取り掛かったりします?

ちょっとおかしいよね(笑)



一切、手抜き無しで作ったこの本。

必要としてくださる方々に届けばいいなぁ。



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