私は、言葉の感情表現は、それほどヘタではないと思ってる。
だが…起承転結で話すのがヘタで…
結果、会話がフワフワしてしまう…
まぁ、これは前置き。
水曜日、神経内科の診察。
いつものように『どう?』
と聞かれたので
『痛いです』
と答えた。
『どう痛いの?』
『腰が痛くて歩けなくなったり、起き上がれなかったり、足も痛くなったり…』
『どれくらい?』
『少し歩いたら痛くなったり、歩いてたら足が痛くなったり…座っていても痛いときもある』
『今日、普通に歩いて入ってきたよね?』
『波があるんです。動ける時と動けない時の』
『だからどう痛いの?痛い、痛いは10年も前から聞いてるよ。』
『でも年々、痛くなってきてます。』
『だからどう痛いの?あなたの言っている痛いは私にはわからないんだよ。
あなたの言っている痛いは、あなたの感覚だから。
丸を知らない人に丸だよって言ってもわからないでしょ。』
『…』
『だから前に、痛いのメモに書いておけって言ったのに。』
『いや…言われてないですけど。』
『あなたが面倒くさいからヤダって書かなかったんでしょ』
『いや…(言われてない…)…』
『エルシトニン注は打ってる?』
『はい、8回打ちったけど…効いてる気はしない』
『でも、今日普通に歩いて入って来たでしょ?気が付かないだけで効いてるんじゃない?』
『でも波があるから、痛い時は歩けないし…』
『どれくらいで歩けなくなるの?何メートル?』
『痛い時は出かけないしなぁ…歩いていて痛くなると、止まっちゃうけど…何メートルかは…
でも、家の中で洗濯とか掃除をするけど、痛くなる。』
『やらなきゃいいでしょ。動かなきゃいいじゃない。』
『それはムリです。庭のこともするし…』
『やらなきゃいいでしょ?痛くなるんだから?自分で痛くなることしてるんじゃない?
エルシトニン注はどこでやってるの?』
『近所にペインクリニックができたのでそこで』
『○○○(住所)?』
『はい近いので』
『ね、話わからないでしょ?ボクがどこと聞いて、近くって…話おかしいでしょ?どこの病院か聞いてるのに』
『あっ…すみません。○○ペインクリニックです。』
『12回最後まで打ってみて。効いてると思うから。』
この辺りで…私の気持ちはポキっと折れてしまった。
話の途中で姫が、買い物中はこれくらい歩くと痛くても止まります。とか、朝は痛くて起き上がれないとか…いろいろ言ってくれたけど…
もともと、言葉はキツイし、ハッキリと言ってくれる先生で、嫌いではない。だからこそ〜この先生を追いかけて、移動先の遠い病院まで通ってる。
この先生がいろいろ工夫して、今の処方になったおかげで、出なくなった痛みもある。
でも…今回は折れた…
痛みを感覚や感情で表すことを否定されたからだ。
でも、どう?って聞かれたから、痛いって答えたけど、その対処は、鎮痛剤を飲んでいる。
鎮痛剤は頓服で、自分の感覚しかないと思うのだけど…
だからこそ、エルシトニン注が効いていないって思ったのだけど…
なんだか…モヤモヤ…イライラ…シクシク
帰りの車の中で
姫『あの先生、いつも言い方キツイでしょ。』
と言われた。
なんだか…もう痛いって言わない方がいいのかな…
翌日木曜日、エルシトニン注9回目。
ペインの先生に相談しようかと思ったけど…やめた。