怖いことがあった![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
夜のお店を長くやっていれば、大なり小なり、イヤなこと、怖いことはある。
それらのほとんどはお客さんとの対人関係だ。
今日も体調がすぐれなくて店を休んだ。
以前にも書いたが、riri家は1階が店で2階が自宅だ。
店の入口は表にある。
自宅の玄関は裏にある。
夜の11時過ぎ…
ピンポーン
と玄関のチャイムがなった。
Booちゃんは姫が帰ってきたのが思い、下に行こうとした。
ちろさんもニャンズも、廊下に飛び出した。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
何度も何度もチャイムがなる。
姫?
イヤ…(๑・~・̀๑)
姫は自宅の鍵を持っている。
もしかして、鍵をなくしてチャイムを押しているのか?
と一瞬思ったが、万が一鍵をなくて、出なければ、電話をするだろう。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
しつこいほど鳴らす……![むかっ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/034.gif)
![むかっ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/034.gif)
まさか?
姫が鍵もスマホもなくしたとか?
イヤイヤありえないだろう…(ヾノー ー)ナイナイ
Booちゃんに、姫じゃないと思うと言い、犬と猫を部屋に入れた。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
まだ押し続けている。
しつこい![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
うるさい![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
とりあえず、階段を降り、玄関の電気をつけた。
すると…ドアの向こうで女性の声がした。
『お店、いつやってるんですか?』
まさかのお客さん?
わざわざ、裏の玄関まで来たのか?
ありえないんだけど…
「すみません、今都合で休んでいます。」
すると…
『いつならやっているんですか?
休みはいつですか?』
「すみません、週末は開けますので」
そう答えると
『私、30数年前に来たものです。
開いていなくて心配になって』
はぁ?
「すみません、うちは30年もやっておりません。他のお店と間違っていませんか?」
正直…怖かった。
『いや、間違っていません。』
『いつなら開いていますか?明日は開いていますか?明日電話するので、電話番号教えてください。
私は○○です(名前)◎◎です(苗字)。◎◎○○です(フルネーム)。』
名前を名乗ってくれたが、全く聞き覚えのない名前だ。
この後も、なんだかんだと話をする女性。
とりあえず、店の電話番号を教えた。
『明日電話します。』
そう言って、女性はやっと帰って行った。
全て、ドア越しでの会話だった。
その後、2階の窓からカーテンを少しだけ開けて、お店の駐車場を見た。
自転車に乗った女性が強風の中いた。
暗くて顔は見えなかった。
自転車ということは、近くの人なんだろう。
30数年前?とはなんのことだ?
うちの店は2000年にオープンした。
それよりも…
店は真っ暗だ。
裏に玄関があることは、ほとんどのお客は知らない。
また、ネットで調べれば、店の電話番号も出てくる。
あんなにチャイムを押し続ける必要は何?
いったい、誰で、どういうことなんだろう…
はぁ〜怖かった…
ただでさえ、対人に多少の苦手意識を感じてしまっているのに…
明日が…憂鬱だ…