Booちゃんの手術のとき、親に選択権があった。
するかしないか…
普通ならば、しないとシヌとわかっているなら、選択の余地などないだろう。
しかし、しない…という選択も、私たち親に与えられた。
Booちゃんはダウン症。
心臓が治っても、治らない…
医師の言葉は重かった。
私には、それでも元気になってほしいという思いがあった。
もし、しないとどうなりますか?
聞いてはいけないことだろう。
それでも、この選択を迫られた時、聞かずにはいられなかった。
だんだん弱っていきます。
酸素が足らなくなり、真っ黒になっていきます…
最後までで聞くことができなかった。
手術します
してください
我が子に、今以上の苦しみを与えるなんて、出来るはずなかった。
内容を不快に思った方もいるかも知れません。
これも事実なので書きました。