こんにちは。和歌山市のリトミック・スポーツリズムトレーニング教室【リズムジカ】の中戸加奈子です。
スポーツリズムトレーニング幼児の部が始まり、半年が経過しました。
自由な戸外遊びとはまた違い、集団で行うスポーツにはルールがつきもので、先生のお話をよく聞き、見てやってみることが大切になります。
その中で、子どもたちの様子を見ていると、みんな一生懸命、時には楽しみ、挑戦し、自分の気持ちと向き合いながら取り組んでくれています。
できないからやりたくない!
そんな中、私自身先生の立場として少し悩んでいることがありました。
それは…
一人一人の気持ちに寄り添うことができていないなぁ
ということ。
難しいからやりたくない!
失敗するのがいやだ!
そんな子どもたちに
「大丈夫、失敗してもいいよ」
「やってみたらできるようになるよ!」
と、言葉では伝えるのですが、人数が増えるとその時の子どもたちの気持ちを聞いたり援助したりすることが難しくなっていました。
これは、子どもが悪いわけではありません。
それが正直な気持ちであって、きちんと表現できている自然な姿です。
そんな子どもに話を聞かせることは簡単です。
先生が威厳たっぷりに、
「やりなさい」
といえば、ほとんどの子どもたちはその場ではできるでしょう。
ですが、その時にできても、子どもの自主性は育っていません。むしろ、苦痛を感じる時間になってしまいます。
そして、そんな威圧的な大人を見本にして育つ。これが一番悲しいことではないかと思います。
スポーツを通して、運動が楽しいと思えること、挑戦したことで感じられる達成感、仲間や先生と築いていく絆。この経験が幼児期からできれば、この先の人生を歩んでいく子どもたちにとって大きな財産となるはずです。
簡単なことではないからこそ、先生としてどういった対応をしていくのがいいのか。
悩んでいた私ですが、先日保護者様とお話する中で大切なことに気づかせていただいたことがありました。
そのお話は、次のブログでお伝えしたいと思います。