色々辻褄が合わない事がありますので、詳細の調査結果を待ちたいと思います。
一般のスポーツ観戦者からすると、ドーピング問題は大会が終わった後、半年くらいで報道され順位変更の処分がなされるものと思っています。事態の進行が特異です。
未成年だから保護するのであれば、通常通り、粛々とメダル授与を行い、後から処分するべきで、名前が出るような情報管理は杜撰でした。また、名前が出たら出たで直ちに出場停止処分にしてあげれば世界の耳目の集中は緩和され、結果的に未成年者の保護になったでしょう。
聞くところによれば、競技者は自分の身体から排出される化学物質に責任を持たねばならず、食物や医薬品の摂取にとても気を遣うそうです。ならば、祖父を見舞った時に云々の理由は理由になりません。なぜロシアのアンチドーピング組織や国際仲裁裁判所は判断を撤回、あるいは保留にしたのでしょう。
まさか、この程度なら不問にしてきた多くの事例があるのでしょうか、大きな問題です。
調査結果次第では、選手の個人的問題から、ロシア選手の健全性、世界的なドーピング検出システムの抜け穴まで多岐にわたる改善点が見つかる可能性があり、忘れないようにしないといけません。
団体戦のメダルが決まるのは、調査の後ですから参加選手には災難だったと思います。