今日(6/10)の『虎に翼』
花岡が死んだ…
一切ヤミ買いせず
栄養失調で倒れてそのまま
食料管理法を担当していた
判事が、法を守って餓死した
というニュースは、
司法の世界だけでなく
世間の人々も衝撃を受ける。
戦場から戻って来た 轟は
その新聞記事を手に取り
唖然とする…。
酒場街？で、浴びるように
酒を飲み、路上で酔いつぶれ
寝ている轟の足を
よねがツンツン蹴る。
一気にキターーー
轟と よね。
生き抜いていたのね…
(轟は次回予告で出てたね)
カフェー燈台に入る２人。
カフェーのマスターは
空襲で焼け死んだが。
よねは 無事だった
。
今は法律相談のまねごとをして
何とか食いつないでいた。
カフェーの壁には
新憲法第14条が書かれている。
「これが ずっと欲しかったんだ、私たちは。
男も女も人種も家柄も貧乏人も金持ちも
上も下もなくて横並びである。
それが大前提で 当たり前の世の中が」
欲しかった割に 嬉しくなさそうな
表情なのは…
「これは、自分たちの手で
手に入れたかったものだ。
戦争なんかのおかげじゃなく。」
という気持ちがあるからで。
この辺りは、ライアンが桂場に
先週、言っていた
「戦争に負けて、皆が平等になった。」
ということで。
日本人にとっては、
なんとも 皮肉なことでもある
ような気もします
。
この大戦で 勝っていれば
今だに、旧憲法のままで。
平等は なっていなかったかも
なのですから 
。
そう考えると、恐ろしいような
気もしますね
。
花岡が亡くなった件について
「仕方あるまい。
それがあいつの選んだ道ならば」
と、強がる 轟に
「死んだ相手に強がって何になる？」
と、よねが問う。
「ほれてたんだろ、花岡に」
と言う、よねに、最初は
「何をバカなことを…」と言う轟。
でも、そのことを白黒させたいわけでもなく
薄情させたいわけでもない。
腹が立ったなら 謝る…」
「ただ私の前では強がる意味がない」
という よねに、
「俺にも良く分からない」
から、本音を言う、轟。
(正直なトコ、本人は分からないわ…)
花岡がいたから弁護士を目指した。
花岡が帝大を諦めて
明律大で共に学べると
知った時はうれしかった。
佐田と添い遂げると思っていたのに
別の女と結婚した時には腹が立った。
あの戦争のさなか、あいつが
判事になって兵隊に取られずに
済むと思うとうれしかった。
あいつがいる日本へ
生きて帰りたいと思えた。
んーーーこれは…恋愛感情？
脚本家の方のＸ投稿では
最初っから 轟は花岡に
恋愛感情がある設定で
書かれていたそうで。
言われてみれば そうかも～？
と思うけれども。
そうだったのかぁ
と
私は、正直 思ったわ。。。
たしかに、誰にも言わずに
婚約者がいて結婚するって
知った時の 轟の姿は
友情以上の仲なんだろーな
とは思ったけどね。
当時的には、よねちゃん
みたいな人が見れば
分かるかも知れないけど。
本人も含めて
「良く分からん」というトコ
なんだと思う。
よね相手に、本心を吐いて
思いっきり泣けたから。
良かったね、轟
これで、前に進める
。
そして、昼間には
みんなでおひるごはんを
食べていたトコで
花岡を悼み、黙とうする轟。
よねから、弁護士事務所を
一緒にやらないか？と誘われて。
ガッチリ 握手し。
「誘い方が回りくどいぞ」
と轟が言えば
「黙れ、さっさと帰るぞ。
私は忙しいんだ」と、よね。
「その口の利き方、
何とかならないのか」
と、轟…の、いつもの会話に
なっていました。
もうちょっと そこにいれば
寅子とも会えたのに…
と、思ったけれども。
今はまだ 寅子とよねは
会わない方が良いんじゃないかなぁ…
とも 思ってしまいました。
そのうち 会うみたいですが。
(『虎に翼』の上巻を読んだ
上娘が言っておりました)
これから「家庭裁判所を作る」の巻
になるそうで。
この辺りまでしか聞いてませんので
良くは分かりませんが…。
(というか、聞かないようにしています)
多岐川幸四郎(滝藤賢一)という
キョーレツキャラが
出てくるようなので
内心とっても楽しみです。