5月7日放送の『虎に翼』
冒頭から、勉学に励む 寅子たちの画像と共に
昭和13年(1938年)3月に行われた
明律大学の卒業式で、穂高先生の祝辞が語られていた。
長年にわたって染みついたものを
変えるというのは容易ではない
当たり前だと思っていた法律が
習慣 価値観が間違っていると分かっていても
受け入れられない 変えられないのが人間だ。
それでもそれを我々は引き剝がし 溶かし
少しずつでも新しく上塗りしていくしかない。
君らが背負うものは重いかも知れない。
だが君らは その重みに耐えうる若者だと
世の中を変える若人だと 私は知っている。
卒業、おめでとう!
このことは、いつの時代にも通じるもので。
人々は、これらのことを しっかりと頭におき
間違っている! と思ったら
これは おかしい! と思ったら
正しい方向に導いていかなければならない…と思う。