夏日(なつび)曲暗譜練習・次男帰省・ | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

うちの中は、外が猛暑にならないと、暑く感じないが

外に出ると、これが5月の中旬かというくらい暑かった。

わたしは袖なしのワンピースを着て、

今年初のサンダルをはいてでかけた。

 

駐車場まで来てクルマを開けると、熱気がバァ~ッと

車中からふきだしてきて、顔が熱くなった。

車中温度は37度だった。窓を開けて走っているうちに

28度まで温度が下がった。

行きは大丈夫だったが、帰りには太陽の光がまぶしすぎて

サングラスをかけていたのに、目が痛くなった。涙が

止まらず、クリネックスで涙を拭くため途中で休憩した。

強烈な夏の陽射しだった。

これから、夏休みに間までの授業が大変だなと思った。

わたしの使っている教室はかなり暑くなるので

夏は生徒が、ぐったりするのだ。

 

今日はコンサートで弾くDreamsvilleの暗譜を進めて、

シアリングのソロの一部を耳コピした。

一か所、半音階が多い上行形のオブリガートが好みでないので

2か月くらい前に日本人のジャズピアニストに講評として

紙に書いて教わった音型を弾くことにした。

Brigas Nunca Maisも久しぶりに弾いてみた。

明日は、できればLotus blossomも含めて

即興を始めようと予定している。

 

ピアノをヘッドフォンをつけて弾いていると、

それでも、地面の下から響くような低音の声が

こども部屋から聴こえた。次男がお友達と

電話していたのだろう。

夫から次男が帰省しているとは聞いていたので、

久しぶりにあの低音を聞いて、次男がうちにいると実感した。

夫もどちらかと言うと、テノールと言うよりバリトンの

声質だ。それにわたしの低い声が遺伝したのだろう、

うちの息子たちは声が低い。特に次男の声は低すぎて

何を言っているか聞き取りにくいくらい低い。

次男が出てきたのでハグをした。

夫が作ってくれたお昼ごはんと晩ご飯、

夫婦二人の時より、気合が入っているのを感じた。

久しぶりに3人一緒にご飯を食べた。

日本では20才だが、

フランスでは18才で成人とみなされる。

次男よ、テストお疲れさんということで、

二人でビールを飲んでいた。

わたしは基本、お酒を飲まないので、

楽しそうに会話しながらビールを飲む

夫と次男のお話しを、時々突っ込みを入れながら

きいていた。

 

フランスではpont(ポン)と言って、

休日と、週末が続くと、連休みたいになることがある。

日本でいう5月の連休みたいなものだ。

先週は普段の仕事の上に

コーラスの伴奏の方での合同練習が一日、そして

コンサート当日は朝から普段の仕事を終えた後、

リハーサルとコンサートのために自分で運転して駆けつけ、

その翌日には8時間くらいかけてフォーレの

エクリチュールの課題を翌々日の授業の為に仕上げると言う

ハードな集を過ごしたので、

水曜日からの連休で骨休みができた。

でも、それも明日でおしまいだ。

これからは、まだまだできていないコンサートの練習の

詰めにはいる。