手書きのリードシートが読めないわたしに、
また、意欲的なアンサンブル担当のジャズピアニストが
電車の中で耳コピしたリードシートが渡されたのは
バカンスの約10日くらい前のことだったと思う。
前にブログで書いたが、他の2曲は多少なりとも見れたが
この曲は、出だしの不協和音から、手をつけるのが
後まわしになった。
好き嫌いが分かれると思うがあなたはこういう曲大丈夫な方だろうか。
弾いてなかったし他の曲を練習していて聴いてもいなかったので
授業で弾いたら惨憺たる結果になりそうだったところ
dreamsville とnew girlとOff minorで時間をとられたので
やらなかったと言うわたしにとってはほっと胸をなでおろした
状況になった。
この曲を初めて渡された日の事を
わたしは忘れないだろう。
驚いたことに、この曲を、わたし以外のメンバーは1回か2回
その場で音源を聴いただけで
わたしが読めない電車の中で走り書きされた、ごちゃごちゃした(失礼!)
手書きのリードシートをその授業で聞いたばかりの録音と同等の勢いで
ためらいなく、くらいつくようにテーマを奏でた。
わたしはすごい不協和音な上に
最初のコードがドのブルーズなのに
ドのシャープがベースだったりして
頭の中が、意味不明、宇宙に行ったような状態になり、
みんなが1回か2回聴いただけで、
一拍目を一拍の休符がある事を覚えていた
6小節の頭に一人でボンと音を弾いた。
『ここ弾いたらあかんとこっぽい、まずい、
全然、そこ、気をつけて聴いてなかった』
頭の中で緊急警報がなり、もう曲のキャラクターの様に
毅然と弾けず、気もそぞろ状態で気弱に弾いていた。
そう言う経験って踏み台になるよね、そこから進歩した時の場合だけだけど。
こんな曲だ。最後まで聴ける?
今日はテーマまで耳コピ。
この曲は別の日にまた続けることにする。
作曲家がどんな人かネットで見た。