ジャズピアノのレッスンでAu Privaveを弾いた後で、
ソロはこのコードのままで弾くんですかと聞いたら、
先生は言った。
「ブルーズのコードは知っているだろう、
テーマのコードそのまま弾くのではなく、
ブルーズのコードで。
ここは、Am7 D7 Gm7 F7 D7 Gm7 C7。」
左手を3度7度、もしくは7度3度で、ソロを始めたら、
「もう、3度と7度だけは、やめなさい。
9・13を入れて!」
言いたかったけど言えなかったのは、
『9・13はまだ手も中に入っていないので、
左手のこと考えてたらソロなんて とても弾けません。』ということ。
「ここのC7はオルタードのポジション!」
言いたかったけど またしても言わなかったのは、
『それも、まだ手の中に入っていません。』
あるジャズピアニストに質問した時に、
9・13のポジションは、増4度上(または、転回した音程の減5度下)の
ドミナント7と同じということを1年前に聞いて、
マーク・レヴィンの本で確認はしてあった。
でもリードシートを見て、さっとどんなコードでも弾けるのには、ほど遠い。
C7の時に、見ると、先生が、右手で ミ, ラb、シb、ミb の和音をつかんでいるのが
目に入った。
ジャズピアノ1年目の時は、このポジションの和音の響きに圧倒されて、
ダークな響きで、聴いているとなんとも平静でいられないと言う響きがした。
うちで、練習しようとした。何回か、トライしたが、まず、小さい手なので
手が痛くなった。いきなり、全調を制覇しようとして、うまくいかず、時期を待つ、
言い方を変えれば後回しにすることにした。
でも、今回は違った。
ポジションを見て覚える、むかしの、職業、徒弟制の時はおそらく、
こういう感じだと思うのだけれど、今、ここで覚えないといけないという
気がした。
『あ、これは、アトリエの先生が弾いてくれた時も見た!同じだ。』
この響きも、もう、何年もジャズに親しんでいると、聞き知った響きになっている。
頭の中で覚えようとした。
3、b6、b7、b3。
うちに帰って、1冊のメトッドで確認すると。オルタードのポジションは、
3と7以外の音、9と13が変化したものをそう呼ぶと書いてある。
とくに代表的なものが #9 b13。
これを聞くと、そうそう、この響きが欲しかったと納得。
どこかに、これを使ったⅡⅤⅠの練習がないかと、別の本を開いた。
Jazz Chord Hanon
70 Exercises for the biginning to professional pianist By Peter Denneff
ED. Hal Leonard
わたしが頭の中で覚えたものは、正確に書くと、
3、b13、b7、 #9 。
音は同じだけれど、#9 b13という言い方をするのであれば、この方が
文字通りだ。
結局、探していたポジションは この本になかったが、
ジャズを始めて2年目に買ったこの本は、おっちらこっちら弾くばっかりで
本棚の肥やしになるかと思われたところ、
いい練習になると、ページをめくって、全調のところは、はしょったところもあるが、
最後まで、目を通せた。最初に買った時は時期尚早だったんだ。
やっていて思った。今、ⅡⅤⅠマイナーを練習しているが、
つい、最後のトニックでメイジャーを弾いたりする時があり、
これも、もっと、スモールステップで、練習できないかと思っていた。
探していると、探し物が目に留まりやすい。
中にそういうものがあったので、それを弾いてみた。
うまくいかない調があったら、右手4音のボイシングにする前に、
ここから入ると言う手もあると思った。
お目当ての、オルタードのポジションの連結ⅡⅤⅠポジションはなかったが、
それなら、直接、オルタードポジションのドミナント7を練習しようと、
ポジションAとポジションBに挑戦。
全調でやった。調によってはすぐに出てくるもの、出てこないものがある。
考えてやっているうちは、自分でソロをとる時の伴奏にはならないので、
スラスラできるように練習しよう。