次男がドイツ旅行 | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

次男が学校から、クラスメートみんなと一緒にドイツに旅立った。

一週間くらい前に夫が次男に用意しないといけないじゃないかと言っていたが

コロコロ付きのカバンが夫にしか取れない高いところにあるのに気がついたわたしが

それを下すように夫に頼んだ。

カバンがないと詰めるに詰められないしね、と言ってお願いした。

 

次男は一日だけ衣類などあるものを詰めていたが、洗濯しないと数が

足りないものもあった。、

出発二日前に夫が、今日は最終的にものを詰めないといけない、明日はうっかりしたものがあるかもしれないから、そういうものがあれば、付け足していれる、その程度の微調整をするつもりでいなければならないと話していた。それと同時に、夫が(必需品としては)何を持っていくんだと聞くたびに次男は、学校から親あてにメールでお知らせが送られているはずと

答えるだけで、出発するのが他人事のように思っているように感じると言って夫は苛立っていた。

 

わたし達は、旅行説明の親と先生の会議に出席したから、全容は知っていたし、

その内容は、その二日後にはメールで参加した親、来れなかった親たちにも

送られてきて、印刷できるようにもなっていた。

それはもう一か月以上前のことで、当然、二週間くらい前にこどもが旅行のしおりの

ようなものをもらってくるだろうと思って持ち物などのページの印刷はしていなかった。、

わたしは はっとした。

わたしの時代、日本の小学校や中学校・高校でも、旅行があれば、必ず、プリントを

もらってきた。それも見て、持ち物がそろっているか確かめたものだ。でも、もしかしたらと

思って次男にきいた。

「ねえ、学校から旅行のしおりみたいなものはもらってないの?」

「ううん、何も。先生がメールで送ってあると言っていた。」

案の定だ。

一か月以上前にもらった、会議の報告書の中から、親が自分の判断で、

必要なものを印刷して、自己責任で用意することになっているんだ。

時代やところ変われば、通信手段も違うと言うことだ。

わたしが 旅行のしおりに代わるメールを探し出してプリントアウトしようとすると

それを見た夫は、書き写せばいい。20枚ほども印刷するのはやめるようにと言った。

わたしも、全部は必要ないと感じていたので、必要なぺージを書き出してあること、

次男自身がそれを見て、何時に、どこの行き先に着くとか、帰りの日や時間に気を配るとか、

持ち物を自分で用意したり、帰る前に、整えたりすることができるために、

自立心を持って計画できるように 必要なページだけを印刷することにしてあると説明した。

夫は納得した。ひとつ足りないものがあった。夫がぼくが買ってくると、すぐに必要なものを

そろえてきてくれた。

 

わたしは、印刷したものを見せて次男に言った。

「メールでもらったのと順番は違うけど、このプリントを一番に上に置いたのは

持ち物をちゃんと把握するため。これを見てチェックしてね。

帰りにも、これを見て、忘れ物のないようにすること。

ここの余白に、自分で持って行きたいものがあったら書きなさい。

それから、乗り継ぎの時が大事だから時間に気をつけるようにね。

これ、お兄ちゃんがドイツに行った時に持って行ったスキーウェア。

お兄ちゃんがホームステイした家庭はそり遊びにドイツの「黒い森」

に連れて行ってくれて、お兄ちゃんはこれを着てそり遊びをしたの。

慣れていないもんだから、曲がる時かなんかに一回コースから外れて、

横っちょにおちて、這い上がらないといけなかったらしいけど、

ホームステイ先のファミリーはお兄ちゃんが横にそれて落ちたことは知らないで、そのまま

先に行って下で待っていてくれたんだって。、

お兄ちゃんが雪でできているコースによじ登ろうとしているのに気がついた

後からそりをしに来た人がよじ登るのに手を貸してくれたっていう話。

こわいよね!這い上がれたからよかった。

着てごらん。」

次男はスキーウェアを着て帽子をかぶったり、スキー用の手袋をして

鏡の前で楽しそうにしていた。

用意するのに気のりでないように見えた次男が元気に用意しだした。

出発前夜に2段ベッドに入ったところの次男に声をかけた。

「あしたは朝の7時30分にはすべて用意が終わって出発できるようにね。」

次男はこくんと頭をふったかと思うと、それがあたかもミッションであるかのように

深い眠りに落ちた。

 

今日は次男も長男もいない日曜日だった。長男はお友達のお誕生パーティで

土曜の夜からいつもの学校の親友たちとその仲間の1人のおうちにお泊りだ。

わたしは夫に言った。

「こども達が出て行ったら、いつもこんなんかな。静かやね。」

夫が答えた。

「そうだよ。」

 

次男が出かける数日前に、シナモン味の、トウモロコシ粉と薄力粉で

ゴーフルをたくさん焼いた。

それが気に入った次男は、きっぱりと誇らしそうに大きい声で言った。

「ママのゴーフルは世界一おいしい!」

 

さあ、旅行のあとは次男が一週間分のたくさんの洗濯物を持って帰ってくる。

母は、今から洗濯ものに精をだしている。