一件落着か!?お弁当箱でボール遊び | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

母親の自己満足かもしれない。
時間が合わなくて わたしは次男の下校時間に お迎えにいけない。
だから、学校に残って宿題をする次男に、手作りパンの おやつを
持たせていた。

一日だけ、市販のおやつを持っていきたいと言ったことがあったが
他の日は、喜んで、パンを持っていっていた。

ところが、わたしたちは、パンを入れていた、お弁当箱の外側が
ギザギザになっているのを発見した。水を入れて持たせていた
ペットボトルも外側がギザギザになり、水が漏れていた。

次男に聞くと、学校に居残った お友達と、車座になって おやつを
食べた後、みんなで サッカーのボールのように けって遊んだ
らしい。

そのお弁当箱は、わたしも夫も、とても大事にして使ってきたもの
だった。新婚時代、夫が仕事に行くとき、いつもそのお弁当箱、
二段に重なるようになっている、に、毎日、お弁当を詰めて持たせた。
今でも、外出するときには、そのお弁当箱が大活躍していた。
そんな大事にしてきたお弁当箱が、無残な姿に・・・。

わたしたちは、次男に、わたしたちにとって そのお弁当箱がどんなに
大事なものかを話した。使い捨てのものではないこと、足でけって
遊ぶなんて、考えられないこと、物を大事にしないといけないこと、
ママは、ものすごく、ものすごく がっかりしていること、腹が立って
いること。夫が言った。「これからは、水も持っていかなくていい。
おやつはなし!ぼくの時代には おやつなどなかった。おやつなんて
持っていかなくていいと思っていたんだ。」

わたしも、次男も、それを聞いて驚いた。オヤツガナクナル・・・

「他の子供たちはみんな持ってきているのに、一人だけ食べるものが
ないなんて。こども同士の世界ってあるでしょう・・・きょうは何、もってきた、
とか、これ食べるか、なんて分けあいっこっしたり。」
わたしが夫に言った。それはいくらなんでも、かわいそうじゃないだろうか。

夫は言った。「これは、罰だ。お前がしたことの罰だ。よく反省しなさい。
パパは 前からおやつなんて持っていかなくてもいいと思っていたんだ。
もう、そんなものいらない。金輪際、おやつも 水も、持っていくな。
他の子みたいに、学校の水道の水を飲んできなさい。」

次男はショックを受けていた。わたしも、手荒な処置に、ここまでするかと
思った。「ね、まず一週間だけ、もって行くのをやめましょう。それからのことは
パパに相談してから決めるって言うのはどう?」わたしは、絶望している
次男に助け舟を出した。

翌日の朝、登校時、、学校に残るグループの仲間の男の子、M君と、その
お母さんに出会った。わたしは、M君に、次男にも言ったけれど 足て
お弁当箱をけらないようにと話した。帰りに、M君のお母さんも、M君に
話していたことを聞いた。Mくんのペットボトルもボロボロになっていたらしい。
水を飲んだら、ペットボトルをすぐ捨ている人もいるけど、うちは違う。何回も
水筒として使うから、もっと大事に使いなさい、と。

次男は、毎日、水もおやつも持っていけなくなった。思いつめた顔を
していたので、学校に行くみちすがら、声をかけた。人のせいにして、
友達を責めるのは やめなさい。
すこしだけにしろ、あなたもけって遊んだんでしょう?そしたら、他の子も
やったけど、あなたもやった。人のせいだけじゃないんだから。

次男は、学校に残っていつもおやつを食べる仲間に話したらしい。
「ぼくは お弁当箱やペットボトルをボールにして遊んだから 
罰として、おやつがなくなったんだ。」と。
それからは、みんなで、本物のボールだけで、サッカーするようになったらしい。

さて、夫に聞くと、月曜日からおやつを復活してもいいとのこと。
次男には荒治療がきいたらしい。 
ただし、今度またやったら、永遠におやつない、のだそうだ。
「手厳しいな。」のんびり育ってきたわたしには、とてもきつく聞こえる。
でも、エネルギーが枠に入りきれないような、こういう年齢の、きかん気の
こどもには、必要なことかもしれない。ショックを受けて、次男は 考えざるを
得なくなった。

さて、あしたの日曜には、来週、おやつに持たせる、きなこパンを
焼きましょうか。食パン