テンポが走る理由に気づく(追記しました) | リズムラボ(高松市・楽曲制作/ドラム教室/サポート演奏)

リズムラボ(高松市・楽曲制作/ドラム教室/サポート演奏)

香川県高松市で音楽制作とドラム教室、アーティストサポート演奏等、音楽にまつわるリアルなバックアップ業をしています。

リズムラボ、アビーですニコッ

バンドをやってたり、セッションしたり、
人と一緒に演奏をしていると、

「走る」RUNNERとか「もたる」だうん
なんて話を聞きます。というか言う事もあります。

これは音楽全体のテンポ感に対して
走る=速くなる、もたる=遅くなる
ことを指しています。


この2つのうち、
「走る傾向のある方」RUNNER
が8割方のような感じがしています。

そして、その走る原因は色々あるんですが、
今日目を付けたいのは、


「テンポが走る部分は、共通項がある」

ということ。

リズム感チェックを始める前から
この辺りは分かっていたんですが、

・苦手なフレーズ前後
・そこそこの緊張
・同じ事の繰り返し
・シンコペーションの前後

という状況下だと、走る傾向があります。

思い当たる方は、思い出してみてください。
上記の場合、メンタルはどうでしたか?

今からやろうとしている演奏のフレーズばかりを考えて、
「グルーヴ」「タイム」
というワードがすっ飛ぶシチュエーションです。

”普段は大丈夫なんだけど部分的に走る”
こういうのは演奏技術の問題というよりは、
演奏する時の見方を変えてみると改善の糸口が見えてくる事があります。



走ってるときって、こんな風になってたりします。

・難しいフレーズの前後では、身体を揺らして(テンポにノって)演奏できず、棒立ちになる。
・緊張をしていて心拍数が予想以上に速くなっている
・同じことの繰り返しで、ふわふわした演奏になる=棒立ち的な
・シンコペーションフレーズの後が何拍目がわからなくなってしまう(普段はわかるのに)
・周りの音が聞こえなくなっている



ここの根本的なところは、
1拍1拍を感じながら演奏できているか?
です。

リズム感を鍛える為のトレーニングをする時には、
ほとんどこの事だけを色んな角度からレクチャーしています。


それくらい捉えづらい、そして要となってくるところです。
すごーく辛いところですが、がんばってトレーニングをすると、
大抵半年くらいで脳内の何かが変わってくるみたいです。

あと、自分じゃない人と一緒に演奏するなど、
他の人と呼吸を合わせるというカテゴリを強くすると上達は早くなりますね。


また、逆になりますが、
ある程度周りの音が聞こえる、呼吸を合わせるということがなんとなくわかってきたのに、
タイム感がイマイチ伸び悩んでいる場合には、
今度は周りのタイム感やリズム感に影響されて引っ張られる、なんてことが
演奏がヨレたりすることにつながったりもするんです。
→それについての記事をドラムレッスンブログにアップしてあります。


≫ リズム感をアップするためのレッスン、やってます。詳しくはこちらから。