「固有覚」とは?感覚統合について知ろう!その2 | あなたらしく輝く自己実現コーチング|コーチ×音楽家

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ママ音楽家の中山奈津子です。

打楽器奏者として

親子コンサートを開催したり

東京都小平市・東村山市を中心に

未就学児親子向けに

リトミック、英語リトミック、

ベビーリトミックなどを開催しています。



今日はこの記事の続きで


五感以外の感覚の一つで、感覚統合において重要な、

固有覚

についてまとめます。



固有覚とは、

身体の筋肉や腱・関節が感覚器となって、

どのくらい関節が曲がっているか、
筋肉の力の入れ具合、
筋肉や関節がどう動きているか、

といった情報を感じ取り、脳に送る働きをしています。



私達は、固有覚によって、

物を扱う時の力の入れ加減や、
動作のコントロール

無意識に行なっています。

【例】
重い荷物を持つ時はぎゅっと手に力が入るけど、
卵を持つ時は、握り潰すことはない など



そして、
身体の筋肉の収縮や関節の曲がり具合も感じ取るので、
自分の身体の動作を感じる感覚でもあります。


【例】
目をつぶって、他の人に手の指を曲げてもらっても、どの指が曲がっているか分かる など



固有覚の感覚統合が未発達だと、

物の扱い方が意図せず乱暴になってしまったり、
(水の入ったコップを、机に勢いよく置いて、こぼしてしまう、など)
他の人の動きを真似する時に動作がぎこちなかったり、(自分自身の身体がどのように動いているか、はっきりと認識できていないため)

ということが、起こります。

固有覚は分かりにくい感覚のため、

「乱暴な子」
「なんだか動作がぎこちなく不器用な子」

と誤解されるかもしれませんが、
もし周りにそういう子どもが居たら、固有覚の統合が未発達なのかもしれません。


次は前庭覚について、書きますね。


今日もお読み頂きありがとうございました。



感覚統合を組み込んだ、発達支援リトミック、やってます!