こんにちは!Scoti-manです。

 

今回は、世間で注目されている4Xゲーム(シヴィライゼーションなどのシミュレーションゲーム)である

 

オールドワールド

 

のプレイレポをお届けします。

 

(Version:1.0.70052)

 

ちなみにScoti-manのプレイ経験はチュートリアルとシングルプレイ(難易度は一番簡単な「新参者」)で1回クリアした程度の初級者。まだまだ知らないことも多いのですが、とても面白いゲームなので、その面白さが少しでも伝わればとても嬉しいです。

 

今回プレイするのは「遊び方」のチュートリアル「バビロニア 有能者」。通常のシングルプレイとほぼ同様、ということだが難易度は下から2番目の「有能者」。どういう結末になるかはわからないが、勝利を目指してできるところまで挑戦していこうと思う。

それでは早速プレイスタート!

 

まずは最初の拠点(首都)となる位置を選んで入植者を移動→入植させる。入植するマスによって、最初の首都の領土が決まるのでよく考える必要がある。今回は特殊資源が4つ(南西の象、北西の鹿2つ、北東の大理石)が入る場所を首都に選定。ちなみに、都市の領土は後である程度拡大させることも可能だ。

入植すると、都市開発を行う労働者や周囲を探検する斥候などのユニットが登場するので、これらのユニットを使って都市を発展させ、周囲を探検することから始まるのだ。この辺は、シヴィライゼーションとほとんど同じ仕組み。一つ大きく違うのは

1ターンでできる操作回数は限られていること(命令書の数しか操作できない)

だ。

シヴィライゼーションでは毎ターン、ユニットごとに移動させることが可能となっており、後半になるとかなりの数のユニットを動かすことができるが、オールドワールドでは「命令書」の数だけしか動かせないので、何を動かすかをよく考える必要があるのだ。ちなみに、余った命令書の数は「お金」に換金され、次ターンには決められた数だけ支給され、持越しはできない。命令書の数は、都市の発展やプレイヤーの選択で増やすことができるので、命令書の数を増やしていくことが、一つの重要な考え方になる。

 

AUC7年(第7ターン。初期設定では1ターン1年)、首都・バビロンの北に「記念物」である信託神殿の建設を開始。「記念物」は、シヴィライゼーションでいう「世界の七不思議」で、大きな効果を発揮するものの、世界に一つだけしか建築できないので早い者勝ちになる建築物だ。オールドワールドでは、他文明が記念物を建設し始めた段階でアナウンスが流れ、他の文明は建設できなくなってしまう。当然、建設コストは大きいので気軽に建てられない。建設条件などをよく見て、何を建てるべきか選択することになる。ちなみに、領土の端に記念物を建設すると、上記のように領土が広がる。この辺も考慮するポイントだ。

 

AUC10年 バビロニアの多神教神殿を建築することが可能になったので、そのうちの一つ「マルドゥクの神殿」を建設中の信託神殿の隣に建築開始。マルドゥクの神殿は都市力が毎ターン2、都市の発展度を上げる「文化力」が毎ターン2、増えるのが主な効果だが、追加効果として隣接マスに記念物があると、命令書が毎ターン1枚増えるという効果があるのだ。早いうちから命令書の数を増やすことが狙いだ。ちなみに、上のスクショでは表現されていないが、領土外の隣接2マスが領内になる効果もあり。

ただ、国家につき1つだけ、という制限が付いているため、どこにでもどの都市のどこに建設するか、はよく考える必要がある。後で他の建物に置き換えることは可能なのだが、その場合は「壊す→別の場所に再建築」となるので、二度手間になってしまう。

なお、マルドゥクというのは古代メソポタミア神話に登場する神様の一人。詳しくはこちら↓

マルドゥク - Wikipedia

 

AUC13年 首都・バビロンから川沿いに南東に下った河口付近に建設していた第2の都市・ディルバトで「ナブーの神殿」の建築開始。ナブーの神殿は技術研究のスピードに関わる「科学力」を毎ターン1、都市の発展度を上げる「文化力」が毎ターン2産出する効果を持つ。技術研究スピードはライバル文明に技術優位を取るには必須なので、早めに増やしておくのが狙いだ。なお、スクショにはないが完成したら領土が2マス広がる。

 

北を探検していた斥候が古代遺跡を発見。古代遺跡に入ると、ランダムイベントが発生する(基本的には良いことが発生する)。今回発生したランダムイベントがこちら↓

選択肢3つの内容は以下の通り。

1:公平な取引のようだ;木材140を支払って、技術「畜産(牧草地)」を得る。

2:肉をくれるなら木材を与えてやってもいい。;木材36を支払って食料280を得る。

3:我々のために働いてもらえないか?;「農夫」をバビロンにて獲得。

 

今のところ木材は必要としていないので、技術が獲得できる①が一番良さげに見えるが、今のところ牧草地を建設できるマスがないので、メリットを得られるのはだいぶ後になってしまう。②は、食料は不足していないので論外。③はタダで「農夫」がもらえるので、すぐに効果が発揮できる。ちなみに「農夫」とは領内の農場の生産量を増やす「専門家」というキャラクターだ。マスに建築物を作るだけでも効果は得られるのだが、専門家を配置するとさらに効果が上がるうえに、国境に位置している時は領土も広がるという、かなりの優れモノだ。

ちなみに、この時バビロンには農場が2つあったのだが、この農夫は生産量の多い方に自動的に割り当てられた。

 

AUC14年 バビロニア王であるネブカドネザル2世の第三子・アマタ(←女子)が誕生。オールドワールドの特徴は

 

操作している国家の王(指導者)とその親族の物語も重要な役割を果たす

 

ということ。シヴィライゼーションでは、時の経過による指導者の代替わりなどはないが、オールドワールドは王族が登場し、代替わりも行われるのだ。ちなみに、10歳から18歳の間は教育することで能力値を上げることも可能だ。

 

AUC24年

 

ネブカドネザル2世の第二子のマルドゥク・ナディン・アヒ(←男子)の縁組は、ライバル国家で東隣のアッシリアと行うことにした。お相手は2人の中から選ぶのだが、ここは若くて「ロマンチスト」のナキアを選択。

 

AUC26年

 

ここで新たな「野望」の選択。「野望」とはゲームにおける目標のようなもので、野望を10個達成するとゲーム勝利となる、というものだ。他にも名声が高まり、命令書の数が増えると良いことづくめなのだが、内容はけっこう厳しめのものも多いので、達成可能かどうかを吟味して選んだ方がいい。今回は「オデオン」(←古代ギリシャの劇場のような建築物)を4個建設する、という野望を選択。

 

AUC31年

 

ここでゲーム開始時から指導者を務めてきたネブカドネザル2世が死去。後継者は第一子の長女・カシュシャヤとなった。ちなみに、バビロニアの相続はデフォルトが「長子相続制」となっており、男女の性別関係なく第一子が継承するのだ。別にたいして親しかったわけでもないが、エジプトのハトシェプスト女王が先代への借りを返すということで金720をくれたのでありがたく受け取っておく。

現時点でのバビロニア王家の系図は↓のようになっている。

左上のカシュシャヤ女王が現当主で、夫・エサルハドンとの間に3人の子がいる。第一子は長女・ウミ・ニンガル王女で彼女が継承順位第1位の後継者だ。また、親族としては弟のマルドゥク・ナディン・アヒ公爵とその2人の子、そして妹のアマタ王女という状況になっている。

 

エジプトのハトシェプストからもらったお金を元に、バビロンにて2つ目となる記念物「グレートジグラット」の建設を開始。マルドゥク神殿の隣接マスに建てて、命令書をさらに1枚増やすと同時に領土を拡げるのが狙いだ。グレートジグラットは毎ターン文化力4を産出する他、自国の全都市で建築物コスト-20%国家都市力+20/年と、国全体に及ぼす影響が大きいのが特徴だ。

続いて、労働に関する法律を選択できるようになったので、制定する。

↑こちらがオールドワールドの「法律」制定画面。基本的にあるテーマについてどちらを選ぶか、という仕組みになっている。今回選べるのは労働力に関する法律で、「奴隷」か「解放」かを選択する。「奴隷」を選択すると、全都市で不満が+1されるが、採石場や鉱山での産出量が+20%される。「解放」を選択すると、全都市の「専門家(農夫とか)」一人ごとに金4/年される。どちらを選ぶべきかは状況によって異なるだろう。今回は採石場も鉱山も少なめなので「解放」を選択した。

 

さて、2023年も今日で最後なので、第一回はこれにて終了。カシュシャヤ女王率いるバビロニアはこの世界でどんな歴史を辿るのか?次回に乞うご期待!

 

 

ー 続く -