我々は何のために働くのだろう。と考えていた際に、思ったことがある。
私たちはいま、次の世代がより生きやすいように、未来の設計を託されている。
社会制度、技術活用、文化などは、私たちの選択や行動の積み重ねによって形づくられていく。
ただ、多くの現代人は、いまを生き抜くことに精一杯になっているようにも思う。
原因の一つには、利益の最大化を至上命題とする資本主義の構造があるのかもしれない。
短期的な成果や効率が優先されている、そんな傾向があるように思える。
会社として利益を生み出すことは、大前提として重要である。
ただし、数字や利益といった指標だけを追い続けていると、コスト削減や残業でカバーするといった状況に陥りやすいようにも思う。
そうした状態が続くと、ふと「自分は何のために働いているのだろう」と立ち止まる瞬間が訪れる。
最近は「働きがい」という言葉もよく耳にするが、若手人材の中には、その問いに意味を見出せず、
結果として職場を離れていくケースも少なくない。
そう考えると、私たちの働き方や組織のあり方もまた、
次の世代が働き続けられる社会を形づくる「未来の設計」の一部なのではないだろうか。