@00222/Sugar Babe/Songs | kengold light/mellow/soulful

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soul musicを中心に幅広い音楽分野でlightでmellowだと思うモノをどんどんレビューしていきたい思います。Amazonでの商品紹介も出来るモノであれば紹介していきますので是非購入してください。僕の多少の副収入になります(笑)。



★★★★
 よし!やっと冬至がやってきました!秋から冬にかけてがめっちゃ鬱状態に陥りテンションめっちゃ下がる時期なのですが、冬至を過ぎるとこれからは日が長くなる~と少しかテンションも上がってくるのであります。早く春が来ないかなあ~。

 さて、今回は前置きコラムはこの辺で終わりにしちゃいまあす。そして、今回は山下達郎のキャリアの出発点であるシュガー・ベイブの1975年の唯一のアルバムです。

 さて、こちらのシュガー・ベイブ、発売された当時は酷評され、軟弱!というレッテルを貼られたそうです。しかし、その後、評価も上昇し、今や立派な名盤として名高いものであります。山下達郎については以前に「SPACY」をレビューしましたが、このシュガー・ベイブ時代も若さに溢れたなんとも瑞瑞しい作品で達郎ファンにはマストと言えるアルバムなのであります。

 M1「Show」はかの深夜番組「ダイスキ!」(日本テレビ系)のテーマ・ソングでもお馴染みのウキウキする1曲で、特に大好きなナンバーであります。達郎の若々しいヴォーカルも最高の一言です。こちらのライブ音源をYouTubeレコメンド・トラックにしました。





 M2「Down Town」は後のEPOによるカヴァーも有名な彼らの定番ソングで、メロディも最高な名曲であります。

 M3「蜃気楼の街」は大貫妙子のペンによるナンバーで、大貫がコレ股若々しいヴォーカルを披露してくれます。そのヴォーカルはハイ・ファイ・セットを髣髴とさせなんとも瑞瑞しいです。

 M4「風の世界」も大貫妙子によるナンバー。こちらも爽快な作品でバックの演奏も実にカッコいいのであります。

 M5「ためいきばかり」はギタリスト、村松邦男のペンによる1曲で、リード・ヴォーカルも村松が担当、なかなか味わい深いヴォーカルを披露してくれます。コレも隠れた名曲ですね。

 M6「いつも通り」は再び大貫によるナンバーで、ストリングス・アレンジも実に美しいなかなかにメロウな逸品です。

 M7「素敵なメロディー」は作曲が達郎と大貫の共作で、リード・ヴォーカルも二人のツイン・ヴォーカル。タイトルどおりホントに素敵なメロディで、ちょっと遊び心に溢れた1曲に仕上がっています。

 M8「今日はなんだか」からはしばらく達郎による楽曲が続いて、やっぱし安心して聴くことができます。なかなかにグルーヴィーな作品で、ギター・プレイもカッコいいのであります。

 M9「雨は手のひらにいっぱい」も達郎メロディが存分に味わえる名曲で彼のベスト盤「Opus」にも収録されていて達郎ファンにはお馴染みでしょう。

 M10「過ぎ去りし日々”60’s Dream"」はアコギ・プレイが印象的なメロウな1曲で、なんとも心地よいシブさも溢れる名曲です。

 M11「Sugar」はオリジナル・アルバムではラストを飾る1曲で、何ともファンキーなちょっと異色な1曲ですが、全く古さを感じさせないカッコいいフュージョン・チックなナンバーであります。

 ここからは嬉しいボーナス・トラックになります。

 M12「夏の終りに(demo)」はデモということもあり、未完成な感じは否めないのですが、ちょっとラフな演奏に乗る達郎のヴォーカルは実に新鮮で、やはり達郎は初期に限るよなあと思わせます。

 M13「パレード(demo)」は「ポンキッキーズ」(フジテレビ系)にも取り上げられた初期達郎を代表する1曲で、ホント名曲だなあとつくづく感じられます。

 M14「Show(demo)」はM1のデモ・ヴァージョンで、やはり未完成の域を脱してはいないものの、コレはコレで新鮮な空気を感じることが出来ます。

 M15「指切り(demo)」は作詞に松本隆、作曲に大滝詠一が担当したナイアガラ的楽曲で、それに若き日の達郎ヴォースが乗る貴重なナンバー。実に爽快な1曲です。

 M16「想い(live version)」は小宮やすゆうという人が作詞作曲を担当しているのですが、彼はどんな人なのかしらん。カヴァー曲なのかな?なかなかに素敵なバラードで、ライブならではの臨場感も味わえ、演奏も素晴らしく、達郎の熱いヴォーカルも絶好調です。

 M17「いつも通り(live version)」はM6のライブ・ヴァージョン。こちらもベース音がかなり効いていて素晴らしい演奏です。大貫のヴォーカルも実に新鮮。

 M18「ためいきばかり(diff.mix version)」はM5のリミックス・ヴァージョン。違いはあまり感じないけれど、悪くない出来です。

 M19「Sugar(wild mix version)」はM11のリミックス・ヴァージョン。タイトルどおりワイルドなヴァージョンとなっていて実にカッコいい仕上がりに満足です。

 M20「Down Town(カラオケ)」はM2のカラオケ・ヴァージョン。コレは別にいらなかったトラックかな。

 と、やはり達郎と村松のギター・プレイがめっちゃカッコいいこちらのアルバム、やはりエバー・グリーンですよねえ。こんな傑作を残すもグループはあっけなく解散。そして達郎はソロ活動に移り素晴らしいアルバムをたくさん残すのは周知のとおりです。

 さて、こちらのCDは発売から30週年の30th Anniversaryヴァージョンとなっていますが、今年40th Annivesaryヴァージョンも発売され更にボーナス・トラックが増えている模様です。買い直しの必要もアリかと思います。


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