@00124/Silk/Smooth As Silk+Silk | kengold light/mellow/soulful

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soul musicを中心に幅広い音楽分野でlightでmellowだと思うモノをどんどんレビューしていきたい思います。Amazonでの商品紹介も出来るモノであれば紹介していきますので是非購入してください。僕の多少の副収入になります(笑)。





★★★★
 無事8月30日、日曜日の神功球場での乃木坂46のライブのチケットGet出来ましたあ!まあ、今は推しメンの女の子は居ないんけど、やっぱしファンなんで札幌からはるばる行って参りまあす!あとは雨が降らなきゃいいんけど・・・。台風なんか来たりしたら中止だろうなあ。

 そして、去年は台風の影響で登れなかったスカイツリーにも登りたいっ!去年はディズニー・シーに行ったんで今度はランドに行きたいニャ。そして御茶ノ水、渋谷、新宿でレコード屋巡りやあ!まあ、あんましお金無いんでたいして買えないんけど・・・。昔はボーナスで東京、大阪で散財したんけどねえ。今はそうもいかず。

 閑話休題、今夜は元インディペンデンツのモーリス・ジャクソンを中心としたシカゴのグループ、シルクの2枚のアルバム(共に1977年発表)の豪華2on1です。

 インディペンデンツはヒット曲も残す名グループで2枚の素晴らしいオリジナル・アルバムを残すのですが未だ未CD化。レコード会社は何をやっとるんだっ!このシルクはその後継グループといえるわけですが、こちらはヒットに恵まれず2枚のアルバムを残すだけで、ちょっと決め手には欠けますがなかなかの好盤に仕上がっていますので十分レビューの対象になると思います。その2枚のアルバムを収めたこちらのCDなのですが何故か2ndアルバムを前半(9曲)1stアルバムを後半(9曲)に編成されています。


 まずはシカゴ録音の2ndから・・・

 M1「Things Haven't Changed」ですが、1977年作とあってそれ程シカゴ臭は感じられない実に洗練されたミディアム・テンポの傑作でオープニングの一発目としてはピッタリです。散々悩みましたが、コイツをYouTubeレコメンド・トラックにもってきました。

 M2「I'll Be Waiting」は実にlight/mellowな洗練された美しいスロウで、ストリングスの響きも素晴らしい、思わずうっとりしてしまうナンバーであります。

 M3「Answer My Prayer」はちょいと軽い4畳半デスコといった趣きのなかなかに小粋な1曲です。

 M4「Gone Away」はアレンジも秀逸な物悲しいスロウに仕上がっていてコレ股聴きモノです。3人組とあってコーラスは薄い感じなのですが、コレはコレで味わい深いコーラスを聴かせてくれます。

 M5「Get Ready For That Day」はボトムの効いたファンキーなタッチの曲ですが、出来自体は非常にまろやかな仕上がりです。

 M6「Simply Beautiful」は軽快なタッチのコレはいかにもシカゴっぽいミディアム・ナンバーでリード・ボーカルのファルセットも交えたしっかりとしたソウルフルな唄いくちに感服であります。クルクル回るストリングスも実に素敵。

 M7「People」もまたシカゴらしいズンドコ・ミディアムでこの手の曲は大好物であります(ペロリ)。

 M8「I Never Had Love (Like This Before)」はピアノとシンセの音色が印象的なサッドなスロウでじっくり聴けてジワジワとくるモノがあります。

 M9「Dogs Of War」は賑やかなパーティ・チューンでストリングスが印象的な楽しいナンバーに仕上がっています。

 そして、何故か南部録音を敢行した1stアルバムでえす・・・

 M10「I Know I Didn't Do You Wrong」はインディペンデンツを彷彿とさせる実にシブいスロウ・ナンバーで噛めば噛むほど味わいの出てくるスルメイカのような傑作に仕上がっていて文句のつけようがありません。特に南部録音的な音でもありませんがサム・ディーズのような味わいがあります。

 M11「Give Yourself To Me」は一転、元気いっぱいの快活なミディアム・ダンス・ナンバーに仕上がって気持ちいいことこの上ありません。コーラスも実に素敵で爽やか~。

 M12「Leaving Me」はまた美しいメロディのスロウ・ナンバーで、愁いのあるリード・ボーカルには思わず座りションベンでございます~。

 M13「Call Me」はまたフィリー・ダンサーっぽい軽快なナンバーで思わず腰が揺れる傑作で後半の盛り上がりには感動さえ覚えます。

 M14「Live While You Can」もまた快活でいながらどこかせつないミディアム・ナンバーでファルセットとコーラスの掛け合いがたまりません。

 M15「Party Pt.1&2」はまたウキウキしちゃう文字通りのパーティー・チューンでリード・ボーカルがしっかりしているのがまた良いトコロ。

 M16「Ain't No Need Of Crying」もコレ股軽快なミディアム・ダンス・チューンで、ここまで続く4曲のダンサーの出来はどれも素晴しいの一言につきます。

 M17「On Fire」はまたシブいメロウ・ファンクといった趣きで、サウンドもサイコーならコーラスもこの上なくサイコー。

 そしてラストM18「Let Him Go」はじっくり唄われた傑作スロウ・ナンバーで実に感動的。最後の盛り上がり、テナー・ボーカルの叫びにはもう鳥肌モンです!

 コレでシルクの活動は終了してしまうのですが、メンバーのエリック・トーマスがインディペンデンツの輝きを再びとインディペンデント・ムーブメントを結成するのですが、コレ股ヒットに恵まれず1枚で消えてしまいます。しかしながらコレも好盤ですので、インディペンデンツ共々後に紹介したい思います。

 さて、こちらのアルバム、原盤アナログも相当レアだったのですが、こちらの1995年に愛すべき日本のインディP-VINEレーベルから出たフラミンゴ・シンジケートの楽しい解説入りのCDもとっくに廃盤。入手は相当難しいと思われます。しかしながら単体で1996年に海外で再発されたようで、こちらならAmazonでも安く入手出来ますので是非とも。コレクションの価値大でありますぞ。






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