@00123/The Doobie Brothers/Double The Best Of | kengold light/mellow/soulful

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soul musicを中心に幅広い音楽分野でlightでmellowだと思うモノをどんどんレビューしていきたい思います。Amazonでの商品紹介も出来るモノであれば紹介していきますので是非購入してください。僕の多少の副収入になります(笑)。




★★★★
 皆さ~ん!ドゥービーズはトム・ジョンストンがメインをはっていた初期のロック時代が好きですか~?それともマイケル・マクドナルドが加入した後期のAOR時代が好きですか~?

 自分はまだロック小僧だった高校生時代はトム・ジョンストン時代が好きだったのですが、大学に入りソウル・ミュージックにどっぷりハマってからは断然マイケル・マクドナルド時代が大好きになったのであります。

 そんな両時代がたんまりと楽しめる2枚組のベスト盤の登場です。

 まず、初期のdisk1から・・・

  M1「China Grove」がバリバリのギターサウンドが楽しめる痛快なロック・チューンで高校時代はなによりこの曲が大好きなのでありました。

 M2「Long Train Runnin'」はカッコいいアコースティック・ギターから導かれる爽快なロック・ナンバーでコレもドゥービーズの代表曲であります。

 そしていよいよM3「Takin' It To The Streets」でマイケル・マクドナルドが登場してきます。トム・ジョンストンが病に倒れ、マイケルが加入した1976年の「ドゥービーストリート」からの1曲で、もうマイケルの黒人真っ青のソウルフルなボーカルに圧倒されます。サウンドも一気に洗練され最高の1曲に仕上がっています。こちらをYouTubeレコメンド・トラックにしました。

 M4「Listen To The Music」はまたトム・ジョンストンの初期を代表するカントリー調のナンバーで、この手の曲にも弱いんだなあ。

 M5「Black Water」はブルーグラス調のなんともシブイカントリータッチの曲でドゥービーズの原点を見る気がします。

 M6「Rockin' Down The Highway」は豪放なロック・チューンですがハードにかたよらない適度なナンバーです。

 M7「Jesus Is Just Alright」はとことん豪快なロック・チューンでコレ股痺れます。間奏のシブいインタールードにも痺れます。

 M8「It Keeps You Runnin'」は再びマイケル・マクドナルドの登場で、なんともクリスピーなサウンドにマイケルのソウルフルなボーカルが乗る最高の作品です。

 M9「South City Midnight Lady」はまた彼らの初期を代表するイーグルスのようなカントリー・タッチの傑作でこんなんも大好きです。

 M10「Take Me In Your Arms」はご存知アイズレーズがモータウン時代に放った傑作のカバーでとびきリカッコいいロック・ソウルナンバーに仕上っていて疾走感がたまりません。

 M11「Without You」は豪放なハード・ロック・チューンで自分の好みからは外れるもののカッコいいのは間違いないです。

 続いてマイケル・マクドナルドが活躍するdisk2へ・・・

 M1「Little Darling (I Need You)」はコレ股モータウン・クラシックスでマーヴィン・ゲイが唄っていたモノで、このマイケル・マクドナルドヴァージョンもたまらなくノレる1曲です。

 M2「Echoes Of Love」はリードを取るのはパトリック・シモンズかしらん?ここにくるともうロックというより作りが完全にAORよりになっていて大好きです。

 M3「You Belong To Me」はマイケルがリードを取るなんともたおやかなミディアム・メロウチューンでシブい1曲です。

 M4「One Step Closer」はツイン・ボーカルで迫るなんとも心地よいAORチューンでやはりマイケルのパートになると曲が断然締まります。

M5「What A Fool Believes」は去年来のトヨタのCMでもお馴染みの彼らを代表する究極の1曲で、独特のシンコペーションは一世を風靡しました。正直、高校生時代はこの曲は軟弱に感じられ、グッとくるものがなかったのですが、今あらためて聴くとホントに名曲ですねえ。マイケルのファルセットにも痺れます。

 M6「Dependin' On You」はマイケル以外がリードを取る初期スティーリーダンを彷彿とさせる曲調でコレもなかなかイケます。

 M7「Here To Love You」は1982年作となるナンバー、でここでもマイケルのソウルフルなボーカルは健在でなんとも心地よい後期を代表する傑作ナンバーでまさに聴きモノです。

 M8「One By One」はちょっと曲自体の魅力に欠けるかな。チャーミングなナンバーなんだけどね。

M9「Real Love」はマイケルのボーカルが一際輝いてメロディも申し分ない素敵なAORナンバーです。

 ラストを飾るM10「MInute By Minute」は味わい深いミディアム・スロウの逸品でマイケルのボーカルも見事ならキーボード・プレイにも魅せられるものがあります。

 と全21曲のおなかいっぱい胸おっぱいのこのCD,このカタチでは廃盤ですがドゥービーズには他にも素晴らしいベスト盤がありますので是非とも!





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