EBM①の続き。
EBM①でエビデンスを学ぶ理由について記載した。
今回は、EBMの概観を説明し、文献のエビデンスを調べる・本当に読む価値のある文献かどうかを調べるための注意点について記載する。
EBM(evidence based medicine)エビデンスに基づく医療、とは
最良のエビデンスを適切に治療に用いること、である。
EBMの流れは、まず問題点・アプローチポイントを探しだし、次に最良のエビデンスを検索、
そして患者への適応を検討して、
初めて実践される。
これは下記の4つのstepとして説明される。
step1:問題の定式化
step2:情報収集
step3:批判的吟味
step4:患者への適応
学生時代のリハビリ実習ではアプローチポイントを見つけるまでは熱心に勉強するが、
その後の介入法の検討についてはあまり学ばないことが多い。
ここからは、介入法の検討・最良のエビデンスを探すときの注意点を列挙する。
①エビデンスの強さについて
その研究がどれだけ妥当性のある方法で行われたのか。
meta-analysis
DB-RCT(二重盲検のRCT)
RCT
CCT(準ランダム化比較試験)
cohort study(対照群ありの前向き観察)
case control study(対照群ありの後ろ向き観察)
case series(対照群なし)
case report
上に行くほどエビデンスが強い。
上記のエビデンスレベルは覚えておくこと!
どれだけ勉強していようともcase reportを読んでいるだけでは自分の患者への適応は全く分からない。
たまたまその患者が良くなっただけという事もあり得る。
meta-analysis、RCTはできるだけそのたまたまというばらつきを軽減した研究である。
まず文献を読むときは上記のどの方法で実施された研究かを頭に入れて読み進めること。
次はエビデンスの中でもRCTの見方について。