すでに10年以上経っているので古い話になるのですが、わたしは技術文書の英語→日本語翻訳に携わったことがあります。
発注者は税金で賄われている事業体です。約500ページの技術図書の翻訳が発注されました。私は契約課の人間ではないので発注金額を知りませんが推定で1千万円くらいだろうと思いました。
発注側の監修担当者をきめなくてはなりません。翻訳の品質管理担当です。誰からも私がやりたいという申し出がなかったので私が手を挙げたら契約課から了承されました。
10年以上前ですと自動翻訳ツールのレベルがまだ低く効率の良い翻訳プロセスはありませんでした。それでも翻訳会社は自動翻訳ツールを使っていました。1頁なんぼの世界なので翻訳時間の短縮は重要な要素だからです。
国の定める規則〔=レギュレーション〕には文学的要素はもとより政治的要素も関係ないと理解している翻訳者が多いのですが、翻訳には対象の理解とともに教養も必要です。
技術図書の中で大統領令という用語が出てきても 翻訳者はその分野に疎いと言い逃れしておろそかにしてはなりません。10年前の自動翻訳ツールはとんちんかんな翻訳をしてました。担当者も間違いを見抜けず、翻訳が間違っているよと私が指摘して、監修者の役目をはたしました。
現代ではそんなことは起こらないだろうと思っているとしたら、それは間違いです。
De-con Area〔ディーコン エリアと読みます〕で検索しても私の求める解説は得られません。
重要な概念で、汚染されている場所から清潔な場所〔=Clean Area〕へ移動する考えなのですが,
De-conが除染という意味であることがネット空間で共有されておりません。