準天頂衛星 みちびき | ryujiの気ままなブログ

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JAXA種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aは38機連続成功し、日本版GPS「みちびき」後継機が軌道投入された。

準天頂衛星とは見かけ上いつも日本の上空にいるように見える衛星のことですが、その解説が傑作でした。初号機の打ち上げは2010年9月11日だったようですが、その時の解説には日本の上空にあたかも衛星がとどまっているような誤解を与えるものがありました。傑作だったのは衛星が8の字を描いてとんでいる図解で、そうなるとまったくの誤りです。

いま現在のウキペディアには解説のためアニメーションがリンクしてありますが、いまひとつ説明不足のように思います。科学的には正しいのですが、読み手が深く考えないと意味をくみ取れないからです。地球の上に8の字を落としながら飛ぶ3機の衛星を描けば説得力は格段に向上するように思います。

 

図(↓)をクリックしてみてください。

 

 

いずれにしても、 

「8の字を描くように飛ぶ」なんてものは解析の結果から得られた後付けで、科学者が考えた最初の出発点は「日本の上空にいつも衛星が居る」ようにするにはどうすればよいかだったでしょう。そう考えると難しいシステムでないことがわかります。それをわざわざ難しく解説するなんて本末転倒です。