ストーリーテラーが語る日本人の叙事詩 | ryujiの気ままなブログ

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日本国紀(百田尚樹著)を購入しました。発売日は11月12日でしたが当日は控えて翌日購入にでかけました。

発売時で40万部の印刷です(第一刷・二刷)。実需要あっての印刷とのことですのでこれからどこまで増刷されるか興味を惹きます。

 

内容は日本通史です。第一級のストーリーテラーが語る日本人の叙事詩と謳われています。平たく言えば一種の読本です。購入してからすぐ読み始めましたが、500頁の大作なのですぐに読了することはできません。読み進めると著者の考えが随所に現われます。しかし歴史書を書くときのルールを逸脱しているとは思えません。

 

例によってアンチ百田尚樹がさかんに批判を加えているようです。いわく、巻末に参考資料が付されてない、日本の歴史を2600年としている(この批判などは明らかに誤りで本の中では「日本の歴史は2000年以上」という表記になっています)、などなどまるで重箱の隅を突くような批判から、反日・自虐的な史観の持ち主たちによる考え方の批判までさまざまです。

日本通史は歴史に興味を持つ者なら誰でも書けるものです。新刊本が気にくわなければ新たな本を出版すればよいだけのことです。それよりも出版された時点で40万部が印刷されるという国民の関心の高さに注目すべきでしょう。

 

 

(写真はJR横浜駅近くの大型書店の店頭で撮りました)