宮沢賢治の足跡(落合~栄浜)と和食 極東ロシア旅Vol11 | フィックル・ワンダラー

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旅の備忘録です。
2018年に休止後、
2020/4〜2021/1に一時復活しました。

<極東ロシア旅>

 
日本統治時代のユジノサハリンスク(樺太)は
 
小説家・宮沢賢治が旅をしたこともありました。
 
彼の出身地である岩手県に自分も住んでいたのも何かの縁と思い、
 
彼の訪れた場所を現地ツアーで周りました。
 
といっても日本語ガイドさん、ドライバーさんとの三人旅。
 
【ドーリンスク(落合)】
 
こちらは駅です。
 
周りには犬がいっぱい。おとなしいけど人懐っこい。
 
ドーリンスクで亡くなられた日本人を祀る【追憶の碑】
 
 
 
ドーリンスクの町は素朴ながらも所々がカラフルでロシアらしさが感じられます。
 
 
町の中心には戦争の勝利を表す戦車(本物)。
 
 
午前中は市場が開かれていました。
 
衣服や日用品や食品、やはり食べ物はリンゴや白菜など北国のものですね。
 
【スタロドゥプスコエ(栄浜)】
 

こちらは宮沢賢治が亡き妹の魂を追って訪れた場所。

 

あの『銀河鉄道の夜』の構想を練ったそうです。

 

 

ドライバーさんバードウォッチング。

 

 

 

『銀河鉄道の夜』北の十字から南の十字への旅の終着駅、

 

サウザンクロスのモデルとされる旧栄浜駅跡がこちら。

 

【旧王子製紙(ホルムスク製紙)】

 

 

最後はユジノサハリンスクへ戻って、

 

日本統治時代からある橋(土台の部分のみ)を眺めました。

 

 

ユジノサハリンスク駅前で解散後は日本料理店【ふる里】へ。

 

あれほどロシア料理にハマっていたのに、

 

店の前を通りかかったら気になってしまい入店。

 

 

結構本格的に日本の雰囲気を出していました。

 

 

メニューも日本のファミレス並みに沢山ありました。

 

【カツ重】

 

別で味噌汁を注文しようとしたらこちらに付いてきました。

 

味も醤油ベースでどことなく懐かしい感じのおいしさ。

 

【カニクリームコロッケ】

 

北国と言えばカニということで注文。

 

カニ感は少なめでしたがクリームがとても美味しかったです。

 

さて、お腹いっぱいになってのでユジノサハリンスクの散策へ向かいます。

 

<Vol12へ続く>