<アルメニア旅>

 
 
山道を進んで行きます。
 
「遠くに見える煙は何?」とガイドさんに聞いた所、石炭の工場があるとのこと。
 
こんな自然に囲まれて住居も見当たらない土地にも工場があるのは意外でした。
 
出勤するのが大変そうですね。
 

次の修道院へ行く途中で朝食を兼ねての休憩。
 
早朝出発したジョージアのホテルの配慮で朝食は少しいただいてましたが、
 
初めてアルメニア料理をいただくチャンスなのでお言葉に甘えました。
 
 
野菜を中心としたヘルシーな食事でした。
 
アゼルバイジャン、ジョージアに続き、ここアルメニアでもスープはハズレ無し!
 
コーカサス地方はスープ最高です。
 
 
あとコーカサスでは初めて、デザートに"ベリー"
 
これも新鮮で美味(^◇^)
 
アイスが添えられていて、酸味とのバランスが良かったです。
 
 
話が逸れてしまいましたが、この後は観光に。
 
ようやく住居が見えて町に入ったところで車を停めました。
 
 
【サナヒン修道院】です。
 
 
10世紀から13世紀にかけて建築された、アルメニア教会の修道院です。
 
院内には学院や食堂、図書室(1063年築)を備えた複合宗教施設になっていました。

 
先に訪れたハフパット修道院と同じく、学問の発展にも寄与し
 
アルメニアで重要な役割を担っていたため、
 
これら2箇所が合わせて世界遺産に登録されています。
 
ただし、サナヒン修道院の方が10年ほど早く創設されています。
 
 
修道院となる前の967年にアメナプルキシュ教会(後の修道院聖堂)が建設され、
 
そこに1185年にガヴィト(回廊)が、1211に拝廊が増築されました。
 
 
サナヒン修道院はビザンチン様式と、この地方の伝統的な建築が融合した
 
建造物として大変貴重だそうです。
窓から入る日の光が修道院内を照らしていて、厳粛な雰囲気が漂っています。
 
 
 
床にはアルメニアの文字が描かれた墓石が敷き詰められていました。
 
 
サナヒン修道院の外では土産屋が何軒か並んでいて
 
アルメニアデザインの絹織物が沢山売られていました。
 
そんな中、多国語で「私はアルメニア人です。」と書かれたTシャツが気になりました。
(アルメニア人でないので買いませんでしたが。)
 
<Vol3へ続く>