12月7日
求婚者達の家族や仲間による復讐の動きにどう対処するか、問われたテーレマコスは父にこう応える。
αὐτὸς ταῦτά γε λεῦσσε, πάτερ φίλε: σὴν γὰρ ἀρίστην
μῆτιν ἐπ᾽ ἀνθρώπους φάσ᾽ ἔμμεναι, οὐδέ κέ τίς τοι (23-124,5)
父上、それはご自身お考え下さい。というのも、あなたの
知恵は他の人を超えているといわれているのですから、誰も
ἄλλος ἀνὴρ ἐρίσειε καταθνητῶν ἀνθρώπων. (23-126)
他の死すべき人間であなたに対抗できる者はいないでしょう
率直といえば率直、頼りないといえば頼りない。もっとも、極めて政治的軍事的な事柄にかかわる局面だから、ここは若者の出番ではない。ベテランの判断を求めることこそ好判断であるかもしれない。
問い返されたオデュッセウスは、とりあえず外部に対しては婚礼の宴席を偽装しよう(またしても偽装だ)、そうして時間稼ぎをしつつ殺害の噂が町に広がる前に対処策を練ろうとの考えを示す。
今日ズボンを買いに行って裾を合わせていたときだ。女子店員が言うには「あまりつんつるてんなのもなんですから」。「つんつるてん」、若い女性がそんな言葉を使っているのか。老母は使っていたが、もう死語かと思っていた。意外なる生命力。
語源は「寸釣天」だそうだ。